東京ヤクルトスワローズ
8.11(FRI)12(SAT)13(SUN)
京セラドーム大阪
8月の長期ロードを2015年以来、8年ぶりの3カード連続勝ち越しスタートを決めた。ビジター遠征を終え、11日からは京セラDでヤクルト3連戦。ホームゲームでも勝ち越しを目指す。
先発は村上が濃厚。前回先発したDeNA戦(横浜)は牧に2ランを被弾し6回2失点で勝敗は付かなかった。ヤクルト戦は5月23日の神宮以来。約3か月ぶりの対戦となるが、ヤクルト戦に3試合先発し、2勝1敗も防御率は1.29と好相性だ。
今季は14試合に先発し7勝5敗、防御率2.07をマーク。6月以降から黒星が続いたりもしたが、6回を自責3以下のクオリティー・スタート(QS)は12試合。9日の時点で広島・床田、阪神・伊藤将に次ぐリーグ3位タイ。「自分のピッチングができるように、どんどん攻めていければ」と意気込む右腕が勝利に貢献する。
順番通りにいけば2戦目は青柳、3戦目は伊藤将の先発が予想される。今季、青柳はヤクルト戦に2試合先発し0勝1敗、防御率3.75と苦しい結果となっている。だが、京セラDは開幕戦の3月31日のDeNA戦で先発し6回途中を1失点と好投した。7月からローテに復帰したエースが勝利に導く。3戦目の伊藤将は7月23日のヤクルト戦(神宮)から自身3連勝中。ヤクルト戦は4試合に先発し1勝1敗、防御率2.63。好調の波に乗り白星を飾りたいところだ。
打ってはリードオフマン・近本が好調。8月は9日の時点で打率3割6分1厘と無双状態。入団1年目から8月にはめっぽう強く、昨年までは5月に次ぐ3割9厘としている。「9月も大事ですけど、8月も大事やと思っている。皆で頑張ります」と、特に8月の数字に重きを置いている訳ではないが、遠征が続く長期ロードで打線を引っ張ってくれる存在がいるだけで頼もしい。
今季のヤクルト戦は14試合に出場し、打率2割8厘、1本塁打、4打点をマーク。初戦の相手先発は高橋、2戦目はサイスニードが濃厚。今季は高橋に対し3打席2打数無安打1四球、サイスニードは6打席で3打数無安打3四球。安打は出ていないが、好調の近本なら快音が響くはず。ホーム戦を勝ち越し、勢いに乗っていきたいところだ。
報知新聞社/玉寄 穂波
8/11 | 8/12 | 8/13 |
京セラD
神-ヤ
18:00開始 |
京セラD
神-ヤ
18:00開始 |
京セラD
神-ヤ
18:00開始 |