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日曜初勝利!大和6打点の活躍

今季初めてマートンを1番で起用、ブラゼルをレフトで使う超攻撃的オーダーを組んだ阪神が、雨の中、12安打・今季最多得点で圧勝した。

初回二死満塁から城島・大和の連続長短打で、荒れ気味のDeNA左腕ブランドンに対していきなり4点のビッグイニング。先制打の城島は、「ミーティング通りの打撃。片岡コーチが泣いて喜んでくれていると思う」と話した。

その後、先発岩田の不調で一時は1点差まで追い上げられるが、5回表二死満塁で再び大和がDeNA2人目ハミルトンからセンター左を破る走者一掃三塁打を放ち波に乗る。「城島さんが敬遠されたことで一層気持ちが入った。絶対打ってやろう!と思った」恐怖の7番大和の一打により、この回走塁ミス(二死1塁からブラゼルの二塁打で生還出来ず)があった新井も救われた。

これで流れを取り戻した猛虎打線は、7回に新井のタイムリーヒットや城島の2点適時二塁打で加点。大和も左中間タイムリー三塁打と続いて、全て長打でプロ初の猛打賞&6打点の荒稼ぎとなった。

「野手の皆に助けられた」。大量点にセカンド平野らバックの好守もあって、5回3失点の先発岩田に待望の今季初白星。敵地で連敗し、「キャンプ初日を思い出して原点に帰ろう!」と呼びかけた和田監督も、一矢報いた『日曜初勝利』にご満悦だった。