広島東洋カープ
8.13(FRI)14(SAT)15(SUN)
京セラドーム大阪
東京五輪が終わり、いよいよプロ野球の後半戦がスタートする。13年ぶりに前半戦の首位ターンを決めた矢野阪神は5位・広島と京セラDで3連戦。矢野監督は「一番大事なのは自分たちの野球を貫き通すこと。それが優勝につながると思います。ぶっちぎりで優勝できることはないと思うので、苦しい時もみんなでチャレンジしていきたい」と16年ぶりのリーグ優勝に向け、意気込みを語った。
リーグ戦中断期間中のエキシビションマッチは11試合で6勝4敗1分け。ラストは25イニング連続無得点と、打線が湿りがちな点は気がかりだが「投手陣はみんな状態が上がってきたかなというところ。打者はこれから上げていってもらいたい」と指揮官。先発陣の布陣も固まり、まずは西勇、二保、秋山の順でスタートを切る。
平成生まれでは2人目の通算100勝目に王手をかけながら、前半戦は自身3連敗で終わった西勇。「チームにいい流れを持ってこられるように全力で腕を振ることはもちろん、残り試合が少ない中で自分のやってきた練習を信じてやるだけだと思っています。最後までチームとして勝ち切れるように頑張っていきたいです」。今季、広島戦は3試合で1勝2敗、防御率3.79。虎のエースとして"開幕"のマウンドに立つ。
打線の鍵を握るのは4番・大山だろう。前半戦はリーグワーストの打率2割4分5厘。昨季28本塁打の主砲がまさかの低空飛行だった。それでも、エキシビションでは4試合連続マルチ安打をマークするなど復調気配を漂わせた。今夏、大山にツイスト打法を伝授した矢野監督は「本人も手応えを感じているように思う。中身がしっかり伴っている打撃が多いからね」と太鼓判。本来の実力を発揮すれば、猛虎打線の得点力は大幅アップすることになる。
前半戦だけで新人左打者の歴代最多に並ぶ20本塁打を放った怪物ルーキー・佐藤輝は5番での先発出場が濃厚だ。「優勝したい気持ちは強いですし、そのためにもいいスタートを切ることが大事だと思うので、明日からチームに貢献できるように頑張りたいと思います」。2位・巨人とは2ゲーム差。覇権をかけた勝負の夏が幕を開ける。
8/13 | 8/14 | 8/15 |
京セラD
神-広
18:00開始 |
京セラD
神-広
18:00開始 |
京セラD
神-広
18:00開始 |