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東京ヤクルトスワローズ

7.9(TUE)10(WED)

阪神甲子園球場

快投で悪夢を払拭する。9日・ヤクルト戦に先発する才木が、8日に甲子園球場で行われた投手指名練習に参加し、キャッチボールや短距離ダッシュなどで最終調整した。「別にあんまり気にしなくていいかなと思っています。いつも通り自分のピッチングができたらいいかなと思います」。滴る汗を拭いながら、泰然自若の精神で挑む決意を示した。

チームは、前回のヤクルト戦で衝撃的な大逆転負けを喫している。6月30日。阪神は8回の攻撃終了時点で4点をリードしていたが、直後に5失点で試合をひっくり返された。ベンチとブルペンの意思疎通がうまくいっておらず、準備不足のリリーフ陣が次々とヤクルト打線に痛打を浴びた。岡田監督は「今日の負けはめっちゃくちゃ大きいよ、はっきり言って。そんな簡単な負けちゃうで、今日なんかは。そんなお前、1つの負けですまんよ、これ、ほんまに。大変な負けやで」と深刻に受け止めていた。

それでも、その当時と今のチーム状況は違う。7月8日・DeNA戦は今季4度目のサヨナラ勝ち。攻撃陣が6試合ぶりの2ケタ安打で投手陣を援護し、最後は代打・原口が相手のミスを誘発する起死回生の同点打を放って逆転サヨナラ勝利にいざなった。「2アウト満塁というのは回が始まる前から準備していた。そういう場面をつくってくれたみんなに感謝」。2カード連続の勝ち越しと勢いに乗ってきた。

対するヤクルトは5日からの巨人3連戦3連敗を含む4連敗中。7月に入り1勝5敗と大失速しているが、リーグトップの打率3割1分5厘のサンタナを筆頭に村上、オスナと打線は強力だ。首位・広島を1ゲーム差で追う岡田阪神にとっては、取りこぼしてはいけない相手。まず才木が負の流れを断ち、連勝街道の道筋をつくる。

野手のキーマンは中野だろう。6月22日・DeNA戦から12試合連続安打中。今季6度目の猛打賞を記録した前日の試合後には「満足することなく、次の試合もしっかりチームに貢献できるようにやっていきたいです」と話していた。若き快速右腕と選手会長。2人が夏の進撃を支える。

報知新聞社/中野 雄太

スケジュール
7/9 7/10
甲子園
神-ヤ
18:00開始
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