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立ち上がりに大量失点を喫する

初回の大量失点が尾を引いて、阪神が2位ヤクルトに大敗を喫し、優勝の可能性が完全に消滅した。

ヤクルト先発・ブキャナンに対する阪神は、今季一軍初出場の森越を2番ショートで起用する。初回 その森越の四球から二死2塁として4番 糸井の右前適時安打で先制する。ファースト坂口の前で大きく弾むラッキーな打球だった。

阪神先発・岩貞は、1回裏いきなり糸原のエラーで坂口の出塁を許して2番 青木の左中間適時二塁打で同点。続く山田哲にはフルカウントから左中間スタンドへ運ぶ 33号2ランを浴びて忽ちリードを許す。更に一死後、雄平・大引に連打され、7番 西浦にもチェンジアップを左中間席へ 9号3ランを放り込まれる。初回に6失点とあまりにも手痛いビッグイニングを作られてしまった。

逆転してもらったブキャナンだが、ピリッとしない。2回表 ナバーロ・中前安打と四球に自らの失策で一死満塁となって1番 糸原の右犠飛で1点を失う。阪神は4回表にもナバーロ・中谷の長短打で無死2・3塁として8番 梅野の左中間適時二塁打で2点を返して2点差と迫った。

立ち直りかけていた岩貞だが、その裏 7番 西浦に外寄り真っ直ぐを打たれ左中間へ2打席連続アーチとなる10号ソロ本塁打を浴びて突き放されてしまった。岩貞はこの回限りで降板する。4回(83球)6安打3三振 無四球7失点(自責6)。岩貞祐太投手が次のように振り返る。「初回に先制してもらったにも拘らず長打で簡単に逆転を許してしまった。追い上げムードの中で打たれてしまった4回(西浦)の本塁打も反省しなければいけない。自分の役目を果たす事が出来ず、チームと中継ぎ投手の方に申し訳ない」。

両チーム共に5回から継投に入るが、表をヤクルト2人目・大下が無失点だったのに対して、裏に登板した望月は一死1・2塁から内角低めの速球を返され中前適時安打を浴びて8対4とされる。試合の流れからすると、アップアップだったブキャナンを勝利投手の権利を得る5回まで引っ張らず、リリーフ投入を決断したヤクルト・小川監督の采配が見事に当たったと言える。

ヤクルトは大下が2イニングを抑えて、終盤は梅野〜近藤〜石山と繋ぐ。8回裏には阪神3人目・伊藤和が3イニング目で捕まって7番 西浦のこの日5打点目となる右前適時安打でダメ押し点を献上。ヤクルトは4点リードの局面でもダメ押しを狙って送りバントを使う攻撃だった。結局、初回の攻防が明暗を分けて9対4と阪神が敗れる。勝ち投手はヤクルト・大下で2勝。岩貞は8敗目を喫した。この結果、阪神はリーグ優勝の可能性がゼロとなった。

終わってみれば『初回が全て』だった。「投手に頑張ってもらうしかないよね」。試合後、金本知憲監督は短いフレーズで悔しさを押し殺し「まぁ、明日も(試合が)あるんでね。それしかない!」と話して、帰りのバスに乗り込んでいった。