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痛恨マルテ4失策 意地の猛追届かず

序盤から点に絡む失策が重なり先発右腕の足を引っ張った阪神が、終盤の猛追も及ばず惜敗を喫した。

巨人先発・今村に対する阪神は、糸井・サンズを外して陽川・中谷の5・6番。8番ショートに熊谷を起用する。今村が許した初回走者はマルテへの四球だけ。2回表は3者凡退に抑えて、序盤は順調に滑り出した。緩急を巧みに使いながら、猛虎打線を翻弄して行く。

阪神先発は西勇。優勝マジック6の巨人は6番 若林、8番 大城と下位打線を少し変えて来た。立ち上がり、西は先頭・吉川尚に右前安打で出塁を許すも、2番 若林を投ゴロ併殺打に取って、初回を無失点で切り抜ける。しかし、2回裏一死後5番 丸に中越え23号ソロ本塁打を浴びて、あっさり先制を許すと次の若林・左二塁打。7番 田中俊の一ゴロをマルテがファンブル!更に慌てて一塁へのトスが悪送球になるというダブルエラーで1点を追加される。大城・右前安打で1・3塁となって9番 今村のセーフティスクイズをファースト・マルテがまたも捕球出来ず、1イニング3失策。悪夢のような拙守に泣いて、西はこの回計3点を失った。

4回表 阪神は一死から3番マルテが直球を捉えてレフトへ弾丸ライナーで突き刺す4号ソロ本塁打で1点を返す。「守備で迷惑をかけてしまったから、何とかしたいという気持ちで打ったよ。まだまだ自分のミスを取り返せていないから、しっかり取り返せるように頑張るよ!」。ジェフリー・マルテ内野手は、申し訳無さそうに話している。

調子は今一つでも、不運な失点後も何とか堪えていた西だが、5回裏1番 吉川尚に中前安打の出塁を許す。吉川が二盗を試みると捕手・梅野の悪送球を誘って無死3塁となる。松原・一ゴロをまたもマルテがファンブルして、3番 坂本の左前適時安打で1点。この後、一死満塁から6番 若林の左前適時安打でかなり決定的な5点目を献上した。首位相手の大事な試合でチーム5失策では、ベンチも頭を抱えるしかない。西は5回(104球)まで投げて7安打2三振2四球5失点で降板となった。

阪神は6回裏を岩貞。7回裏も桑原がしっかりと抑えて静かに反撃を待つ。8回表 一死から阪神は代打攻勢をかけ坂本・四球、サンズ・左前安打で走者をためる。途中出場の原口がフォークを捉え左中間へ2点適時二塁打を放って2点差と迫り、漸く今村をマウンドから引き摺り下ろした。原口文仁捕手は、「まだ走者を返せば、どうなるか分からない展開だったので、攻めて行く気持ちを持って、初球から思い切って打ちに行った」と振り返る。巨人はリリーフ左腕・高梨を送って近本・糸原を抑え火消しに成功している。今村は7回1/3(106球)4安打4三振2四球3失点だった。

その裏を岩崎が抑えた阪神は、9回表にも巨人の守護神デラロサに食い下がる。一死から大山・四球と陽川のヒットで1・2塁として6番 中谷の左前適時安打で1点差とすると、巨人・原監督は左腕の田口を送り込んだ。代打・糸井は粘るも空振り三振で二死となる。更に代打・植田も懸命に粘ったが、最後は右飛に倒れ試合終了。巨人が5対4と阪神の猛追を辛うじてかわした。巨人はマジックを5と減らし、胴上げにまた一歩近づいている。

終盤の追い上げがなかったら、阪神には情けない思いしか残らない試合になっていただろう。50勝50敗6分と勝率は5割に戻り、4位DeNAが1ゲーム差と肉薄して来た。マルテは一塁手のプロ野球記録となる1試合4失策。勿論 彼だけが悪いわけではない。拙守から重ねる失点は 今季だけに終わらないチームとしての大きな課題である。それでも、最後まで諦めない気持ちさえ忘れていなければ希望はある。応援してくれるファンの為にも、熱い気持ちで残り試合を精一杯戦い抜いてほしい。