試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

天敵攻略。エース対決を制し2位に浮上

相手先発の大野雄は45イニング連続無失点継続中。先発の西勇が立ち上がりに一発を浴びて先制を許し、苦戦が予想されたが、それは単なる取り越し苦労に終わった。

1点を追う初回、近本が安打で出塁し糸原が右中間を破る。打球がフェンス際まで転がる間に近本が1塁から生還、10球で同点に追いついた。さらに無死1、3塁から大山の併殺崩れの間に勝ち越しに成功。そつのない攻撃に矢野監督は「(大野雄の)調子が出る前に2人で点取ってくれて、立ち上がりに2点取れたのが大きいですね」防御率1.79を誇る難攻不落の左腕から2点を奪い試合をひっくり返した。

3回には2死1、2塁から陽川の適時2塁打で加点。打線は大野雄に9安打を浴びせ2、4、6回も得点圏に走者を置くなど常に攻め続け試合の流れを相手に渡さなかった。

エース対決に臨んだ西勇は2回以降安定した投球でアウトを重ねていく。許した走者は散発3安打と1四球のみで2塁を踏ませない。球数は8回まで101球と余力は十分、大勝を収めた前日はスアレスを温存出来ていたが9回のマウンドへ。中日のクリーンアップと相対する厳しい打順だったがものともせず見事な1失点完投勝利、打席でも送りバントを3度成功させる投打の活躍で今季11勝目を挙げた。

「昨日、ブルペンデーで中継ぎの方がたくさん投げてましたし、いい流れで来てましたのでこの流れを引き込んで長いイニングを投げようと思ってました。(マウンドに)上がるからには最後まで投げたいという気持ちは強いです」

打っては3安打、守っては好リードで西勇をアシストした梅野は「コントロール良く両サイドにしっかり投げられていたので、それを生かそうと思って配球してました」

今月好調だった中日を相手に3連勝、順位を1つ上げ2位に浮上した。