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出た!超弩級の放物線

スーパールーキーの特大プロ初本塁打など鮮やかな速攻によって序盤から主導権を握った阪神が、手堅い試合運びでヤクルトの追撃をかわし 開幕2連勝を飾った。

阪神先勝を受けての神宮開幕シリーズ。土日はデーゲームで行われる。東京ヤクルト先発は、廣岡とのトレードで移籍したサウスポー田口。巨人時代はこの左腕を苦手にしていた阪神だが、初回近本・糸原の連打とマルテ・四球で無死満塁とすると、4番大山、5番サンズの連続犠飛で簡単に2点を挙げる。続く佐藤輝は、変化球を捉えてバックスクリーン上部へ豪快なプロ初安打初本塁打となる1号2ランを放り込んだ。

先制右犠飛の大山悠輔内野手は、「先制点の欲しい場面だったので、最低限の仕事が出来て良かったです」と話している。初球ファールと同じ球種スライダーを2球目で仕留めたドラフト1位佐藤輝明内野手(近畿大)は、「打った瞬間に行ったと思いました。これでプロ野球選手として1歩目を踏み出す事が出来たと思うので、これから一本ずつ積み重ねて行けるように頑張ります」と初アーチの感想を述べた。佐藤輝は7回表にも左前安打を放ち、直後にプロ初盗塁も記録している。

3回表 阪神はマルテ・四球と大山・左二塁打で無死2・3塁。サンズが倒れ、佐藤輝が歩いた一死満塁から7番梅野の右適時二塁打で2点を追加する。ヤクルトベンチは、移籍後初スタメンで第1打席に元同僚・田口からヒットを打った山本を迎えるところで2人目・今野を送って追加点を防いだ。

ヤクルト・田口は、2回1/3(62球)6安打1三振3四球6失点で早期降板。「自分の投球が出来なかった」と話し、肩を落とした。

梅野隆太郎捕手は、「打ったのはスライダー。ヤギ(青柳)に追加点を取ってあげたかったですし、テル(佐藤輝)も四球で繋いでくれたので、絶対に走者を返してやるという気持ちで打ちました」と話している。

序盤から強力な援護を受けた阪神先発・青柳は、アドバンテージを生かした丁寧な投球でアウトを重ねて行く。ヤクルト・松元ユウイチ打撃コーチは、「右打者は外のボール球の見極めをしっかりする事。内角か外角のどちらを狙うか決めてゾーンを上げて」対応するよう指示を出した。青柳は5回裏二死2・3塁から2番青木に遊撃強襲2点適時安打で失点。6回表には、再び糸原の中前適時安打で味方に突き放して貰うも、その裏4番村上に左越えソロ本塁打を浴び更に走者を背負った場面で岩貞の救援を仰いだ。5回2/3(105球)7安打5三振2四死球3失点で今季初登板を終えている。「今季初登板で緊張もあったけど,野手の方々が初回から点を取ってくれたので、良い状態で投げる事が出来ました」。青柳晃洋投手は、きっちりと試合を作った安堵感をこのように表現している。

9回表にはヤクルト5人目・長谷川から、途中出場・陽川のセンター右へ運んだ1号ソロ本塁打と梅野の左適時二塁打で阪神がダメ押し。その裏、4人目・桑原が、ヤクルト・元山にプロ初アーチとなる右越え2ランを浴びるも後続を斬って、9対5でゲームを締めた。阪神は、開幕2連勝。先発・青柳が今季初勝利をマークしている。

13安打と打撃活発な阪神では、梅野が3安打3打点。糸原・佐藤輝と共に、8番ショートで今季初先発を果たした山本が、元チームメイト田口らから複数安打を記録した。また、9回表に代走で出場した江越は二盗・三盗を続けざまに決め、その裏レフトの守備固めに入った板山も超美技を演じて、チームの白星に貢献している。

「新人の佐藤輝明です!」。初めてヒーローインタビューの晴れ舞台に立った佐藤輝は、「(初本塁打でダイヤモンドを回った時は)最高に気持ち良かったです」と答えるなど、短い言葉で衒いもなく堂々と答えていた。何とも頼もしいスーパールーキーの期待に違わぬ活躍が、チーム全体へ大きな波及効果を与え、猛虎の勢いを益々加速させて行く。