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一軍試合速報

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マルテの逆転弾と青柳の好投で4連勝

60試合近くを消化し疲労のたまってくる時期の移動ゲーム。厳しい条件の中で打線は序盤に沈黙してしまう。先発の青柳も初回と2点に失点し、リードを許す苦しい展開が続いていた。

相手にペースを握られる中でも5回に佐藤輝が四球で出塁すると盗塁を成功させ、相手の悪送球も重なり一気に3塁へ。糸井の適時内野安打で1点差に迫るホームへ生還した。

6回には先頭の近本が安打を放ち1死後、マルテが初球を捉え完璧な打球をレフトスタンドに運ぶ。

「1打席目あまり良い内容ではなかったので修正していかなきゃと思っていた中で、良い打席が送れて嬉しいです。良いラパンパラが出来るタイミングではあったので皆さんと共有出来て嬉しく思います」

高めに浮いた甘いスライダーを逃さない特大弾は逆転の2点本塁打、一振りで試合をひっくり返した。

初回と2回に長打を浴びていた青柳もコース、球種、フォーム全てで幻惑しタイミングを外す。尻上がりに調子を上げて試合を作り、1点リードの7回2死2塁では好反応でピッチャーライナーをグラブに収め、ピンチを脱出した。球数がすでに100球を超えていた8回もマウンドに上がり三者凡退、リリーフ陣にとって大きい休養を与えた。

1点リードの9回はスアレスが150km/h台後半のストレートと140km/h台のチェンジアップで楽天打線を寄せ付けない。きっちり3人で締め、逃げ切りに成功した。

交流戦終盤に調子を上げ4連勝。この勝利で交流戦の5割以上が確定した。受けに回らず果敢に仕掛けられる明日の試合はルーキーの伊藤将が先発し、楽天はメジャー帰りの田中将が先発マウンドに上がる。ネームバリューでは相手に分があるが、今のチーム状態ならば全く気にならない。何よりそんな試合をものに出来ればこれ以上ないほど勢いがつく。伊藤将も静かに燃えているはずだ。