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原口弾、佐藤輝弾の猛攻で逃げ切る

広島との今季最終戦はCS進出を大きく左右する大一番。プレーボール直後にこの一戦に懸ける思いが爆発した。

先頭・中野が安打で出塁し勢いをつけ、1死1塁から近本が右中間へ適時2塁打を放つ。

「フルカウントだったので、ストライクゾーンで勝負してくるだろうと思っていましたし、コンパクトに芯でとらえることができたと思います」

試合前時点での152安打はリーグトップ、頼れるヒットマンが先制点を叩き出した。さらに1死2塁からは大山があわや本塁打というフェンス直撃の適時2塁打で続いた。リードを2点に広げると原口が流れを完全に引き寄せる一撃をレフトスタンドに運んだ。

「(近本)チカと(大山)悠輔が、良い形でランナーを還してくれたので、楽な気持ちで打席に入ることができました。甘い球を一振りで仕留めることができてよかったです」

クリーンアップが全員打点を記録する攻撃で初回に4得点。猛攻は試合の主導権を握っただけでは止まらない。4回には1死1塁から高寺がライト線へ適時2塁打。嬉しいプロ初安打は初長打で初打点を記録、貴重な中押し点を奪った。

「まず1本打ててホッとしています。何とか食らいついて打とうと思って、ヒットになって良かったです。感触、良かったです」

打線が奮起し5得点を挙げる一方で広島打線にも反撃を許し5回終了時点では2点差に迫られていた。相手の追い上げムードが高まりつつあったが豪快な一撃が打ち砕いた。6回、佐藤輝がこれぞスラッガーという完璧なアーチをライトスタンド上段に描いた。

「競った展開になっていましたし、これから終盤にかけて、次の1点が大事だと思っていたので、どんな形でもランナーを還すということを意識して打席に立ちました。良いスイングができたと思います」

節目の今季20号は飛距離も試合に与える影響も特大の2点本塁打。7-3とリードを広げた。こんな攻撃を待っていた。大量援護を受けた投手陣は才木の先発から島本を挟んで藤浪につなぎ、終盤はケラー、湯浅、岩崎のリレーで逃げ切りに成功。日本一へと続くCS進出へ、絶対負けられない試合をものにした。