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全員野球で勝利し岩崎が100セーブ

雨上がりのマウンドは慣れたもの。雨男の大竹が先発し、打たせて取る投球で試合を作った。低めに集めてコースを突き、ハードヒットを許さない。追い込んでからはさらに精度の高まる制球力で三振も奪った。2塁を踏ませぬまま順調に無失点投球を続けていた。

打線は近本が2打席連続安打で出塁し、2回には大山が回の先頭打者として2塁打を放ったが得点には結びつかない。毎回安打を放ちながら広島先発の好投手、床田を攻めあぐねていた。そんなもどかしい展開は恐怖の8番が試合の均衡を破った。

4回、佐藤輝の2塁打から2死1、3塁とすると木浪がセンター前に先制の適時打を放つ。前日の同点打に続いて勝負強さを発揮した。

1点リードの5回にも近本の安打と2つの四球で全ての塁を埋めると相手のバッテリーミスで加点。さらに1死2、3塁から大山がサード強襲の2点適時2塁打を放つ。中盤に大きな追加点を奪いリードを4点に広げた。

援護点をもらった大竹は中盤イニングをピシャリと抑え7回まで76球の省エネ投球で無失点。8回に2点本塁打を浴びマウンドを降りたがしっかり長いイニングを投げた。

「チームも勝てていない状況なので自分が流れを変えるつもりで、攻めの気持ちを持ってマウンドに上がりました。序盤は気合いが空回りしていたので中盤以降、リラックスしながら緩いボールも使いながら良かったと思います」

4-2で迎えた8回には近本がこの日5安打目となる適時打を放ちダメを押す。

「初球からしっかりスイングしていい結果が出ればいいなと思って打席に入りました。毎打席良い結果を出そうと思っているのでその積み重ねが5安打になったと思います」

3点リードの9回は岩崎がきっちり締めて逃げ切りに成功。守護神にとってはこれが通算100セーブのメモリアルゲームとなった。

「(打たれた)昨日の今日だったので、早くやり返したかったのでデーゲームだったのですぐ投げられたので良かったです」

広島を叩いて首位奪還。伊原が先発する明日の試合でカード勝ち越しと首位固めを狙う。