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2本塁打と完封リレーの貫禄勝ち
交流戦前最後の試合でセリーグ首位に立つ実力を発揮した。
まずは初回、1死2塁から森下がレフトスタンドへ完璧な一発を放つ。5月は苦しんだ月となったが6月最初の打席で満点回答、2点本塁打で先制に成功した。
「ここまでの2試合、投手陣に頑張ってもらった試合展開でしたし、今日は少しでも楽な展開でと思っていたので、先に点が取れてよかったです」
先発の伊原も抜群の投球で試合を作った。球速以上にキレのある球で差し込みほとんど走者を許さない。2回から4回は三者凡退。5回に四球、6回に振り逃げと少し嫌な形で走者を出しても動じない。落ち着いて後続を断つ。2塁を踏ませぬまま6回まで1安打無失点に抑えた。7回にピンチを招いてイニング途中でマウンドを降りたが崩れたわけではなく強力リリーフ陣が控えているからこそ。大竹に続き、広島キラー誕生を予感させるには十分な投球だった。
「投げる前から先制してもらって楽な状況で試合に入ることができました。ピッチング内容も先頭打者をしっかりアウトにできたので気持ちの部分で余裕を持って投げていくことができました」
2点リードの7回、1死1、2塁の場面でリリーフした湯浅は四球を与えて満塁としてしまうが内野フライと三振でピンチ脱出。投げミスの許されない状況でストレートも変化球も狙い通りのところに決めて価値ある2つのアウトを奪った。
大きな山場を乗り切ると8回には2死から中野、森下の連打で走者をため佐藤輝がライトスタンドに3点本塁打を叩き込む。リーグトップを独走する今季13号アーチでリードを5点に広げた。
9回にも近本の2点適時3塁打と中野の適時2塁打でトドメの3得点。投げても8回を及川、9回をネルソンとつないで広島打線に反撃を許さない。投打に勝負強さを発揮して8-0の大勝を飾った。
これで3カード連続の勝ち越し、特に今週はDeNA、広島の表ローテとの対戦で勝ち切った。貯金10を持って来週からは交流戦へ。セリーグ首位の力をパリーグ球団に見せつける。