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村上が粘りの投球も無念のサヨナラ負け
セリーグとの対戦が再開した節目の試合、大事な先発マウンドを任せるのはもちろん村上だ。走者を背負っても落ち着いて後続を断つ。2回にはショートの小幡がライナーをダイビングキャッチ。良い当たりを打たれてもバックが好守備で盛り立て序盤3回をきっちり無失点に抑えた。
打線は4回、先頭の中野がチーム初安打を放つと一気につながった。続く森下の内野安打に相手の失策が重なり1点を先制。この後さらに2死1、2塁からヘルナンデスの適時打で加点した。
「積極的に打ちにいく準備はできていたよ。ゾーンにきた球に確実にコンタクトするイメージを持って、高い集中力で臨めた打席だったね。いい結果になって嬉しいよ」
4安打を集中させる攻撃で2点を奪い試合の主導権を握った。
村上は4回と5回に満塁のピンチを招いたがホームは踏ませない。雨の影響で4回表途中に約20分中断しただけでなく湿度も気温も高いという難しいマウンドでもしっかり試合を作る。エースの粘りに打線も追加点を送った。6回に小幡の安打などで2死2、3塁とすると相手のバッテリーミスで1点を追加した。
3-0とリードを広げた6回裏、村上は味方が得点した直後のイニングを3人でピシャリ。しかし7回に2本塁打を浴び同点とされてしまう。本調子でなくとも粘りの投球を続けていたが悔しさの残るマウンドとなってしまった。
「粘りながら投げていくなかで長打で一気に追いつかれてしまいました。ボール先行ですんなりといくイニングを作ることができなかったことが7回の巡りに繋がってしまいました。みんなが作ってくれたリードを守ることができずに悔しいです」
8回はネルソンがテンポ良く抑え9回の攻撃に繋いだが得点圏であと1本が出ず。逆に9回裏は守備の乱れが響いて手痛い1点を奪われサヨナラ負けを喫してしまった。この流れを変えるべく明日はデュプランティエが神宮で初登板。奪三振ショーでチームを勢いづける。