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桁違いパワー炸裂。佐藤輝が2発5打点
初回にいきなり長打攻勢。3本の2塁打で試合の主導権を握った。ライト線にポトリと落ちる打球を放った中野は俊足を飛ばして2塁に到達。2死2塁から佐藤輝がフェンス直撃の2塁打を放ち先制に成功した。さらに大山も適時2塁打で続く。相手先発の立ち上がりを攻め2点を奪った。
追加点も長打力が炸裂した。2-1と1点リードの3回、1死1塁から佐藤輝が強烈な一発を右中間スタンドに運んだ。
「追い込まれていたんですけどしっかりコンタクトを意識して、いいところまで飛んでくれました」
先制点に続き中押し点も叩き出した怪物のバットは止まらない。5回にもレフトスタンドに2点本塁打を放った。追い込まれてからの流し打ちでスタンドイン。相手バッテリーからすればお手上げの打棒で打点は自己最多を更新する96打点となり、本塁打数も38本まで伸ばした。
「うまくコンタクトできましたし、あそこは甲子園1番入りやすいところなんでそこに飛んでくれて良かったなと思います。(40発&100打点へ向けて)残り試合楽しみながらいけるところまでいきたいなと思います」
先発マウンドにはネルソンが上がった。本職はリリーフながら9月4日の中日戦でもブルペンデーの先陣を切った。3回が目安かと思われたが打順のまわった4回にはそのまま打席へ。次の回も三者凡退に抑え、来日最長となるイニングを投げた。5回を3安打1失点。チームに新たなオプションが加わった。
「毎回マウンドに上がる度に大きな声援をもらっているので本当に嬉しいです。守備がしっかり守ってくれて攻撃が点を取ってくれたので思い切って投げることができました」
6-1と5点リードの6回からは伊原、畠とつないで8回まで中日打線の反撃を1点に抑えた。
9回は試合途中でファーストにまわった小野寺が1、2塁の打球に飛びつくファインプレー。安打を放った打撃と共にCSへ向けてアピールしている。最後はドリスが締めて逃げ切りに成功。これで今季80勝となり、中日との対戦成績も11勝11敗の五分に戻した。誰がどう見ても隙がない。次戦は今季最後の広島遠征。中国地方のファンに優勝報告と勇姿を届ける。