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3本塁打、7得点で広島最終戦に快勝

広島との今季の対戦成績は18勝6敗。貯金12を稼いだ最大の要因は広島キラー、大竹の存在だ。今季最終戦にもテンポの良い左腕が先発マウンドに上がった。ストライクとアウトを快調に重ねる好投で攻撃のリズムを作ると打線がしっかり応えた。

3回無死2塁から好調の森下が4球目を気持ちよく振り抜くと打った瞬間の確信弾はレフトスタンド上段で弾んだ。今季22号アーチは先制の2点本塁打となり、プロ3年目で通算200打点を達成した。

「中野さんがチャンスメイクしてくれて、1打席目は三振してしまったので、今回は絶対に打つ、と強い気持ちで打席に入りました。良いスイングができたと思います」

4回にも中川の安打から2死2塁とし近本の適時打で加点。リードを3点に広げた。

大竹は73キロのスローボールを投げ込むなど緩急をつける投球術で4回まで無失点と好投していた。しかし5回につかまり2点を奪われ1点差に迫られた。

試合の行方はわからなくなったが6回先頭のヘルナンデスがライナーでレフトスタンドに叩き込む。昇格即スタメンで来日初本塁打を放ち4-2として試合の流れを引き戻した。

「すごく感触は良かったです。ずっと支えてくれた家族に感謝を伝えたいですし、もちろん応援してくれた皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです」

その裏に湯浅が2死満塁のピンチを招いてしまうが左のリリーフエースが最高の仕事をした。及川が149キロのストレートをアウトローに突き刺して見逃し三振を奪う。完璧な火消しで中盤の山場を切り抜けた。

7回には大山が勝利をグッと引き寄せる2点本塁打。今季10号はダメ押しに近かった。6-2とリードを4点に広げ、8回にも中野の適時打で加点した。三者凡退だったのは5回だけ、常に攻め続けて試合の主導権を握りそのまま押し切った。

主砲の佐藤輝を欠いても打線は15安打7得点とつながり、石井と岩崎が調整中のリリーフ陣も無失点リレー。投打に層の厚さを見せつけて今季の広島最終戦を快勝で締めくくった。