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投手陣崩れてもガルシアが満塁弾

最強左腕が後半戦初登板。高橋は前半戦だけで4完封、11勝を挙げて防御率1.70と無双状態だった。先制点を奪うことが出来れば勝率はグッと高まる。チームの願いに熊谷が応えた。

2回に大山のポテンヒットをきっかけに伏見の死球もあり2死2、3塁のチャンスを作ると熊谷がきれいにセンター返し。先制の2点適時打を放った。

「繋いでもらったチャンスでしたし、スタメン起用に応えたいと思い、積極的に打ちにいきました。(伏見)寅威さんも良く走ってくれてありがたいです」

いつもの高橋なら2点あれば十分。涼しい顔をしてあっという間にアウトを重ねていくはず。しかしそうはならなかった。2回に同点の2点本塁打と勝ち越しの2点本塁打を被弾。さらに3回と4回にも失点してしまう。4回6失点。大エースが苦しい後半戦スタートとなってしまった。

追いかける打線も5回に代打・立石の放った安打性の打球が相手の好守備に阻まれるなどきっかけをつかめない。4点ビハインドの苦しい展開だったがそんな時こそ頼りになるのが大山だ。6回に反撃の本塁打を放つ。今季13号で点差を詰め、ワンチャンスで追いつける3点差に迫った。

しかしその裏にイニングを跨いだ早川が集中打を浴びてしまう。大量5点を失い8点差に広げられてしまった。

打線も7回に伏見、中野の連打で走者をためたが後続が倒れてしまう。それでも8回に先頭の森下が内野安打で出塁すると佐藤輝、大山の四死球で満塁とする。このチャンスにガルシアが放ったNPB初安打はレフトスタンドに突き刺さるグランドスラム。スタメン起用に応える一発だった。

8回裏には育成契約から支配下契約を勝ち取った神宮がプロ初登板。きっちり三者凡退デビューを飾った。

最終回に4点ビハインドを跳ね返すことが出来ず、高橋が先発する試合で敗戦を喫してしまったが次につながる収穫もあった。明日の試合で連敗ストップは大竹に託す。