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西勇輝選手『7月度大樹生命月間MVP賞』を受賞
2022年08月10日 更新

10日(水)、セントラル・リーグ7月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、投手部門で西勇輝選手が受賞しました。

西勇輝選手は先発として4試合に登板しリーグトップタイの3勝をマーク。防御率0.66はリーグ2位、投球回27.1回はリーグ2位タイと好成績を残しました。加えて、登板した全ての試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録。7月13日対読売14回戦(甲子園)では8回を投げ被安打4、無失点に抑えて勝利を挙げ、29日対東京ヤクルト14回戦(甲子園)では、7回を投げ被安打4、無失点に抑え首位を独走する東京ヤクルトから勝利を収めるなど、エースとしてチームを牽引する活躍を見せました。チームも、月間14勝と勝ち星を重ね、リーグ2位に浮上しまし。西勇輝投手は、その原動力の一翼を担いました。

西勇輝選手7月度成績
試合 勝利 敗戦 投球回 防御率 奪三振 自責点
4 3 0 27 1/3 0.66 13 2
西勇輝選手コメント(会見より)

―3度目の月間MVP受賞です、今のお気持ちをお聞かせ下さい。

この7月、タイガースの先発投手は皆好調でしたし、先発陣で刺激し合いながらいい緊張感もありながら、切磋琢磨していった結果がみんないい成績となりました。その中で打線も打ってくれて、たまたま僕が良かったということですが、また8月も皆で競えるよう頑張っていきたいなと思います。

―7月の試合の中で印象に残っている登板はありますか。

特にというのはありませんが、どの試合もバッターが点を取ってくれた展開だったので、計算しながら登板したり、気持ちも余裕を持って投げれた結果が良かったのかなと思います。

―7月20日の試合では12年連続100イニングを達成されました。いろいろな苦労もある中でここまで投げ続けられた要因はどのように分析されていますか。

周りの方のサポートも沢山ありましたし、やるべきことを淡々としてきたこともよかったと思います。体調面や体のケア、筋肉トレーニングやランニングなど、いろいろな方に聞いて、自分に合っているものを探したりしてきましたし、先発になった3年目からやっているトレーニングも何一つ変えずにしてきた継続力を持てたことも良かったと思います。

―残りのシーズンへの意気込みをお聞かせください。

残り40試合近くなので、チーム全体でもやらないといけないというのは皆に伝わっていますし、先発陣も個々の役割を分かっています。この流れを意気に感じて、自分の登板の時にはできることを常に考えてやってプレーしてきたいなと思います。