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岩田、6回1失点の好投も

相手を上回る8安打を放つも好機をことごとく逸した阪神が、今季3度目の完封負けを喫した。

先発・岩田は2回二死1・2塁から加治前にセンター前タイムリーヒットを打たれ、巨人に先制を許す。「ボールが少し高くなってしまったのが悔しい」と唇を噛んだ岩田。ただ、その後は追加点を与えない安定感溢れる今季一番!と言える内容で、6回を6安打1失点。味方の反撃を待った。

しかし、打線は6回一死満塁で城島がショートゴロ併殺打に倒れるなど、30歳のバースデー登板となった巨人・内海の丁寧な投球の前に、再三チャンスを作るも要所を抑えられてなかなか点が取れない。

8回3番手の榎田は四死球だけで満塁とされると村田に犠飛を許し、12試合目登板で痛恨の今季初失点。打線は8回から山口ー西村と繋いだ巨人のリレーに沈黙して、2対0で惜敗した。

ゴールデンウィークいきなりの『連休』だが、和田監督は冷静に分析する。「好守共に今日は勝負で負けた。チャンスは作るが、チャンスで回って来た打者が(狙い球を)絞り切れない。でも、慌てる必要はまったくない!」と、次の戦いに素早く気持ちを切り替えていた。