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能見力投!ナゴヤD今季チーム初勝利!

連日の我慢比べをエース能見の力投で制した阪神が、ようやくナゴヤドームでの連敗を止めた。

前半は山本昌・能見 両左腕の投げ合いで締まった展開。阪神先発・能見は、よく腕も振れて快調なペースで恐竜打線を抑えて行く。序盤から狩野や大和が好守を見せるなどバックも能見をもり立てる。

約2ヶ月ぶり一軍登板の47歳・山本昌に対して、阪神は5回表一死1塁から7番狩野は二塁打を放つが、走者関本が本塁憤死するなど先制機を生かせない。中日は6回途中から中継ぎリレー(武藤-ネルソン-雄太)に入るが、阪神は5回以降毎回得点圏に走者を送るものの、あと1本が出ない状態が続いた。

それでも、能見は内角速球の球威がやや落ちた終盤には外角の変化球を巧く使うなど、淡々と104球を投げて8回4安打8奪三振の無失点で凌ぎ、ひたすら味方の援護を待ち続ける。

中日4番手・雄太が登板した9回表、阪神は先頭マートンの四球から一死1・3塁として8番藤井彰がセーフティ・スクイズ。雄太のグラブトスでクロスプレーとなるが、代走・俊介の好スライディングで野選となり、待望の得点が入る。ただし、その後の二死満塁も追加点はならず、8安打10残塁はいずれも中日の倍。得点力不足は深刻なままだ。

最後は虎の子のリードを藤川がしっかり守り切って、前日とは逆に1対0で阪神が雪辱。鬼門のナゴヤドームで今季10試合目にしてようやく初勝利を飾った。

3塁を踏ませない好投で8勝目の能見は、「しっかり腕を振れたのが一番だと思う。大和や狩野に助けてもらい、藤井さんのリードも良かったんで…。(自身も2試合連続無失点投球での連勝に)ちょっと遅いが、ファンのみなさんに白星をお届け出来て良かった!」とナゴヤドームの猛虎党に感謝していた。

やっと鬼門での連敗を9で止めた和田監督も、次のように話している。「しかし、ホームが遠いなぁー。(決勝点のスクイズは)アレしかないかな。俊介の走塁も、その前の平野のヒットも大きい。決して喜べる状況じゃないけど、やっぱり勝って良かったよ!」。