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要所でバントを決められず 21度目の完封負け
21度目の完封負けを喫した。今季初登板初先発の中日・伊藤の前に、散発3安打。それでも四球やボークなど、つけ入るスキはあったのだが…。
4回と5回に大和と浅井がいずれもバント失敗。大和は結果的に進塁打でつないだが、2人のミスについて、和田監督は厳しく言及した。
「ああいうことができないといけない選手。それでメシを食っている。確実性というか…。まして、（相手は）そんな思い切ったシフトを取ってきているわけじゃない。決められないと攻撃のリズムが出てこないし、接戦を取れない一つの要因になっている」
大和は無言で、浅井も「ちゃんと決めないと。練習します」と言葉少なにロッカーへと引き揚げた。
自身10勝目をかけた能見が、ヒットを許しながらも8回2失点にまとめただけに、悔しい完封負けだった。
