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チャンスに中軸の一打!5連勝!

チャンスに中軸が機能して前半で主導権を握った阪神が、投打噛み合う理想の展開で快勝を飾った。

北海道日本ハム先発・吉川に対し浅井・高山・野原…と下位打線に右打者を並べた阪神は、西岡ヒット・大和バントの初回一死2塁から鳥谷が左中間へ適時打を放ち、鮮やかに先制する。「初回から1番、2番で作ってくれたチャンスで打てて良かった」とキャプテン鳥谷 敬内野手が幸先良いスタートにニッコリだ。

3回には一死1・2塁でマット・マートン外野手が外角高め速球をライトポール際スタンドまで運ぶ7号3ラン。昨季パMVP左腕から序盤で4点を奪ってみせた。9日の逆転サヨナラ弾に続く2試合連続の一撃に、「外寄りの球を上手く打ち返すことが出来た!」と絶好調の4番が自画自賛する。

5回にも二死から中前安打のマートンを5番新井貴が左中間適時二塁打で還し、更に1点を追加した。「追い込まれていたが、うまく反応することが出来た」と言う新井貴浩内野手の長打がモノを言って、吉川をこの回限りで降板に追い込んだ。(吉川は5回84球7安打5失点)

阪神は交流戦に入って未勝利のスタンリッジが先発。直球・カーブ・カットボール・チェンジアップ等あらゆる球種が低めに集まり、序盤は毎回走者を背負うも無失点で立ち上がる。5回裏二死3塁で陽岱鋼に代わって途中出場の佐藤に内野安打を許し1点を献上するが、その後のピンチでは3番アブレイユを変化球で空振り三振に仕留め最小失点で食い止めた。

7回にも二死2・3塁で大引を低め変化球で空振り三振に取ってピンチ脱出。7回107球を投げて5安打5三振4四球の1失点でリリーフ陣に後を託した。

9回表には阪神の新戦力『左キラー』高山が、サウスポー根本からバックスクリーンへ移籍後2本目のアーチを叩き込んでダメ押し。投げてはスタンリッジの後を福原-加藤と繋いで、6対1で阪神が北海道日本ハムを破り5連勝となった。

ジェイソン・スタンリッジ投手は、5月7日以来の4勝目。「今日の投球自体は満足出来てないけど、打線が勝ち星をつけてくれた。特にあそこでマートンが打ってくれたのが大きい!」とヒーローインタビューで笑顔を見せる。

和田 豊監督は、「初回西岡がヒットを打ち、2日前の余韻そのままでゲームに入っていけた。(4回はヒットで)大和が塁に出て(走者として投手に)揺さぶりをかけたのが本塁打に繋がった!」と振り返り、チーム状態の良さを裏付ける脇役の働きにも言及。交流戦優勝争いへラストスパートの手応えを噛み締めていた。