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岩田が約3ヶ月ぶりの白星

初回から着実に得点を重ねた阪神が終始ゲームを支配し、広島を圧倒した。

1番に今成を起用するなどして臨んだ阪神は初回、その今成の四球出塁から二死2塁と広島先発・大竹を攻め、マット・マートン外野手の中前適時安打で先制する。「インコースのシュートを上手く内からバットを出して打つことができたね。初回に先制するとチームに勢いがつくし、先制打を打ててよかったよ」と勝負強い4番が笑った。

3回には2四球と広島守備陣のミスも絡んで満塁として、坂が右犠飛を打ち上げ2対0となるが、その裏 広島も阪神先発・岩田からルイスの左二塁打と菊池の中前安打で1点を返した。
それでも阪神は、ピリッとしない大竹から4回には大和の適時打、5回も新井良がレフトへの12号2ランを放ち、着々と加点して、5対1と主導権を確保している。「岩田さんに少しでも楽に投げてもらいたかったし、追加点の欲しい場面だったので打ててよかった」と大和選手。新井良太内野手は、「低めの難しいボールに手を出していたので、少しゾーンを上げようと考えて打席に立った。ベルト付近に入ってきたので、思い切ってスイングした」と話している。

5月4日以来勝ち星のない岩田 稔投手は、5四死球を与えるなど再三走者を背負いながらも内野ゴロを打たせ併殺で逃げる得意のパターン。粘りの投球で6回(85球)を投げて4安打1失点で、後を救援陣に託した。「四球が多くてリズムに乗れなかったが、最低限先発の役目は果たせたと思う」と振り返っている。

8回には代打通算155安打目(セ・リーグ歴代単独2位)となる桧山の右前2点適時打でダメ押し。投げては7回から松田-安藤-久保と繋いで、7対1で阪神が広島を下した。久々の一軍登板となった久保康友投手は、1イニングを3者凡退に抑えている。

打線の強力援護もあって、岩田は約3ヶ月ぶりの2勝目。ローテの中心であるべき左腕がこの白星で浮上のきっかけを掴んだとすれば、今後の戦いにおいて非常に大きな一勝となるかも知れない。