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2回に野村を攻略し一挙7点!

きのうの投手戦から一転、大味な試合となったが、猛虎打線爆発で広島に2連勝。勝率では及ばないものの、ゲーム差なしで首位に並んだ。

ビッグイニングを作ったのは2回だ。マートンの日米通算1000安打のメモリアルヒットを口火に、面白いように打線がつながる。福留の不運なライトゴロ(一塁走者がセカンドアウト)や藤浪の送りバント失敗はあったものの、鶴岡の先制打、大和、鳥谷の連続タイムリー、さらにはゴメスに3ランまで飛び出し、一挙7点を挙げた。

ゴメスはこれで33打点。開幕から打点を量産し、月間記録を作るのではないかとまで言われていたマートン(32打点)を一気に抜いた。2人あわせて65打点は、この時期としては驚異的な数字だ。

「四番、五番が打点を挙げているのは、チームの状態がいいということ。続けていきたいし、もっともっと打ちたい」

ゴメスは静かな口調で、マートンとの強力タッグ継続を誓った。

藤浪が3回につかまり3点差とされてからは、その裏の上本の適時打による1点のみで、4回以降は封じられたが、「尻すぼみというわけじゃない」と関川打撃コーチ。広島先発・野村の攻略に2戦連続で成功し、「全員が考えたバッティングをしている」という手応えを感じていればこそのセリフだ。

「きっちり低めのボールを我慢していた。野村の攻略にはそれしかない、というところ。ヒットを打つ、打たないは別にして、それが、とらえる確率を上げる方法だから」

2ケタ安打で8得点は良かったが、守備のエラーやバッテリーミスが出たため、試合後の和田監督は「勝つには勝ったけど、反省点の多いゲームだった」と浮かぬ表情だった。明日はピリッと引き締まったゲームで、単独首位に立ちたい。