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まさかの展開…福原痛恨の逆転3ラン

まさかの逆転負けを喫した。先発・能見は7回まで無失点。8回に突如、球速が落ち、制球も乱して1点を失ったが、糸井までで福原にスイッチするのは、予定通りだったようだ。試合後、中西投手コーチはこう説明した。

「あの回、先頭(ヘルマン)へのフォアボールだな。急に球速が落ちたし、最初から糸井までだった。糸井は(能見に)合っていなかったから。そこから福原にと」

糸井は能見に対して3打席凡退。空振り三振2つと一塁ゴロで、全くタイミングが合っていなかった。8回も無死一、三塁からセカンドゴロに打ち取り、その間に1点は許したものの、ベンチにとっては想定内だった。故障が癒えて戻ってきた福原に後続を抑えてもらい、9回は呉昇桓で…それが首脳陣の計算だったはずだ。

しかし、福原が打たれた。一死二塁からペーニャを二ゴロに仕留めたまではよかったが、続く坂口にファウルで粘られ四球を与えると、T-岡田に逆転3ランを浴びた。坂口への最後の1球は「ストライク」とコールしてほしい際どいボールで、福原は思わずヒザをついたほど。しかし、審判の判定は絶対だ。

もちろん、福原はそれを言い訳にはしない。「それは仕方ない。能見に申し訳ない」とだけ言ってロッカーへと引き揚げた。球速は147キロ出ており、中西コーチも「(ボールに)力はあったと思いますよ」と言ったが、「セットアッパーですから、あそこは投げ切ってもらわないと」とも。

点差はわずかに1点だったが、8回は佐藤達、9回は平野佳という盤石のリレーに抑えられ、またカード初戦を落としてしまった。これで10カード連続だ。

「先発が降りた後、抑え切れていない。相手もエース級。攻略したとまでは言えないけど、いい形で点を取れていた。こういうゲームを取ると流れがこっちに来るし、勢いが出てくる。2つ負けるわけにいかない。明日、なんとか」

和田監督の言う通り、明日、勝つしかない。