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福原、勝負どころでの真っ向勝負が裏目に

前夜と同じような展開だった。初回に先制を許すも、先発投手が踏ん張っていた6回に、ゴメスの適時打で同点に追い付く。ただ違ったのは、先発投手は7回で降板し、8回からマウンドに上がった2番手投手が勝ち越し点を与えてしまったことだ。

打たれたのは福原。先頭の大島に詰まりながらも左前に落とされると、犠打で送られ、エルナンデス四球の後、ルナの右飛で三塁まで進まれた。ライト・福留はストライク送球をしたが、間一髪セーフに。続くバッターは、きのうから8打席連続凡退と当たりの止まっていた森野だったが、カウント1-2からのストレートを左前に運ばれた。

福原-藤井のベテランバッテリーは、森野に対して4球連続ストレートを選択した。カウント1-1からの3球目(149キロ)は素晴らしいボールだった。いや、素晴らし“過ぎた”と言うべきか…。結果、4球目も真っすぐを投じて、仕留められた。

「その前の球が良かったので…難しいですね」と福原。和田監督は「2ストライク目の空振りで、バッテリーは行けると踏んだんだろうけど、勝負所だし、もうちょっと時間をかけてもよかった」と振り返った。

打線は、今季4度目の対戦となった山井を攻略できず、8回1失点の投球をされた。9回は2番手・浅尾、3番手・岩瀬から一死一、二塁のチャンスを作るも、きのう同点打を放った代打・関本が併殺に倒れてゲームセット。阪神はついに借金生活に入り、中日ともゲーム差なしとなった。

「ピッチャーは踏ん張ったけどね。ちょっと乗り切れないというか、辛抱するしかない。ゲームは壊していない。踏みとどまって、もう1回、上がっていけるようにやっていきます」

和田阪神に試練の時が訪れた。