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強い虎! 日本シリーズも白星発進

強い! 強い! 強い! 強い! 虎の快進撃が止まらない。和田監督がポイントと位置付けた初戦に快勝。クライマックスシリーズから負けなしで、日本一に一歩近づいた。

抑えるべき人が抑え、打つべき人が打つ、理想的なゲーム展開だった。先発・メッセンジャーは7回を投げ、6安打2失点。味方がリードを6点に広げてくれた直後の6回、一死満塁のピンチを招いたが、四番・李大浩の犠飛による1点にしのいだのが大きかった。

「(5回裏の)攻撃が長くてベンチに座り過ぎた。もうちょっと早くキャッチボールをすべきだった」と反省したメッセンジャーだが、「あの場面で最少失点は大きい。自分にとっても、チームにとっても大きかった」と胸を張った。

そのメッセンジャーが「好調なので、ゼロを並べていれば、点を取ってくれると信じていた」と言った打線は、巨人とのCSファイナルステージからの勢いを持続。西岡以外の先発野手全員が安打を記録し、西岡も価値ある四球を選んだ。

中でも光ったのは、四番・ゴメスの勝負強ださ。4回一死二塁からスタンリッジのツーシームをとらえて先制適時二塁打を放つと、5回二死満塁ではスライダーを三遊間へ2点タイムリー。セ・リーグ打点王の実力を見せつけた。

きのうの練習では、フリー打撃のあとティー打撃を“おかわり”。「ちょっと納得がいかなかった。自分の中でいいリズムをつかみたかった」と振り返ったが、その効果はてきめんだったようだ。

「真っすぐとかスライダーとか球種は意識していない。いつも言うけど、ストライクゾーンに打てるボールが来れば打つだけ」

ゴメスはシーズン中と同じ言葉を繰り返した。それだけ平常心で臨めているということだろう。

五番・マートン、六番・福留も続いた。マートンは中堅越え2点適時二塁打。これでスタンリッジをマウンドから引きずり下ろすと、福留は2番手・森福に対して9球粘って左中間へタイムリーを放った。

「流れで打たせてもらった。森福とはこれからもやる。打ったことより、球筋を見られてよかった」と福留。9月以降の好調は続いている。第2戦以降も期待できそうだ。

和田監督は「皆さんの声援がアドバンテージになりました」と言ったが、その通り、レギュラーシーズン以上の大歓声が甲子園球場を包んだ。明日も勝って、2連勝で博多へ乗り込みたい。