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甲子園開幕を白星で飾れず

スタンドを埋め尽くした阪神ファンは、実際の気温以上に寒く感じたかもしれない。2015年の甲子園開幕戦は終始、追いかける展開で、盛り上がりを見せたのは6回裏の攻撃くらい。7回終了時に席を立つ人も多かった。

先発・能見が誤算だった。初回、一番・石川に初球をとらえられると、一死二塁から四球とヒットであっさり1点を献上。2回も先頭打者の出塁を許し、ゴメスのエラーで走者をためられると、粘れないまま4点を失った。

「前回同様、(球が)高かった。真っすぐが低めに決まらないと、変化球が生きない。あとは真っすぐのキレだな」と中西投手コーチ。味方がエラーをしたときこそ、そのミスを帳消しにする投球をしたかったはずだが、きょうの能見は強力DeNA打線の餌食となってしまった。

それでも、3回以降は何とか建て直し、追加点を与えなかった。5回を終わって5点差。まだ望みはあると思ったのだが……。

2番手・金田が途中出場の江越のエラーから1点を失うと、その裏、3点を返して追い上げムードになったのも束の間、7回に3番手・島本がロペスに被弾。8回は今季初登板の福原が無失点に抑えたものの、9回には高宮が失点し、終わってみれば3対8と、また5点差がついていた。

きょうの敗戦で貯金はゼロになった。能見の2連敗も心配だ。ただ、ペナントレースはまだ始まったばかり。あしたの岩本、あさっての岩崎という若い先発投手2人に、悪い流れを断ち切ってもらおう。