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ホームが遠く4連敗
ホームが遠い。ヒットは4本だったが、7つの四球と2つのエラーで相手がチャンスをくれた。9回以外は毎回、走者を出したのに、得点は5回の1点のみ。1、2回に満塁としながら無得点に終わったのが、最後まで響いた格好だ。
「1回、2回に主導権を握れなくて、(先発の)岩本も苦しくなった」と和田監督。初回は二死満塁からマートンがピッチャーゴロで本塁併殺に倒れたのだが、5回と7回にも得点圏に走者を置いてマートンに回り、いずれも三振に終わった。3回の打席では中前打を放ったが、打撃不振は深刻なようだ。
「ストライクゾーンが合っていない。合っていないから、最後は全部、振りに行っている。もうちょっと打席の中で冷静にならないと」
指揮官はそう苦言を呈した。5回の打席で見逃し三振に倒れたマートンは、最後の球をボールと判断し、自信を持って見逃したようで、しばらく打席から動かなかった。審判の判定にイライラする“悪いマートン”が出てこなければいいのだが……。
4連敗となった試合で唯一の収穫は、もう一人の助っ人・ゴメスに当たりが戻ってきたことだろう。1回の第1打席は際どい球を見極めて四球。第2打席は左邪飛に倒れたものの、第3、第4打席は鋭い打球の二塁打を放った。
本人は試合後、珍しく無言のままロッカーへと引き揚げたが、和田監督は「状態は上向いている」とコメント。明日以降に期待が持てそうだ。
打線が点を取ってくれるまで粘るのが先発投手の役目かもしれないが、経験のない若手にそれを求めるのは酷というもの。明日も若い岩崎が先発予定。何としても先制点を取ってあげたい。