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新打線もあと1本が出ず、まさかの5連敗

まさかの同一カード3連敗。巨人の2戦目から5連敗で、借金は2となった。

相変わらず打てない。いや、ヒットは出ているのだが、それが得点につながらない。

「お膳立てというか、あと1本までは行っているけど、そこからの壁を破り切れないな」

和田監督も苦悩の表情を浮かべるしかない。ただ、手は打っていた。きのうまでの4連敗を受けて、今季初めて上位打線にメスを入れたのだ。二番・上本の極度の打撃不振により、好調な鳥谷と西岡が分断されてしまうことから、きょうは七番に下げ、二番には俊介を起用。その俊介は1安打2四球で3度、出塁した。

「クリーンアップにつながるので、自分を犠牲にしてでもしっかりやろうと準備していました」と俊介。その言葉通り、「つなぐ」という意味では役割を果たしたが、残念だったのは残る1打席だ。

5回二死二、三塁から鳥谷が敬遠され、満塁で入った打席。カウント1-2からDeNA先発・高崎のストレートをとらえきれず、右飛に倒れた。

「役に立ちたかったけど、チャンスで打てなかったので…」

試合後の俊介はやはりその1打席を悔やんだ。

ただ、二番・俊介が機能したのは事実だし、打順を下げられた上本にも16打席ぶりのヒットが出た。1点差に追い上げた8回、なおも二死一、三塁のチャンスに代打を送らず、そのまま上本を打席に立たせたのも、「きょうの内容は決して悪くない。きのうまでとは違う」(和田監督)というベンチの判断があったからだ。

結果は中飛だったが、「上本が(状態を)上げてこないといけない。ああいう場面で1本出れば変わる」という監督の期待は、上本自身が一番感じているはず。責任感の強い選手会長の復調に期待したい。