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『 敢投』藤浪 1点に泣く!

今季最高の投球を見せた若き右腕を援護する事が出来ず、阪神が5連勝&5割復帰を逃した。

巨人・ポレダと阪神・藤浪の長身投手同士が先発。巨人は新外国人・フランシスコがスタメン5番ファーストで来日初出場となった。走者を背負う場面にやや不安があるポレダに対して、阪神は3回表 ヒットで出塁の上本が盗塁を仕掛けるも失敗。それでも一死1・2塁のチャンスを作ったが、ゴメス・福留が凡退する。

初回3人で立ち上がった藤浪は、コントロールもまずまずで序盤から安定感ある投球を見せる。4回には片岡のヒットや暴投などで一死3塁のピンチを招くが、自己最速タイ157km/hを計測するなどギアチェンジして4番 大田・5番 フランシスコを連続三振に仕留めた。球数も5回で67球といつになく少なく、前半だけで8三振を奪った。

申し分のない内容だった藤浪だが、7回に捕まる。先頭・大田の中越え二塁打で無死2塁となり、フランシスコにはカウント2-2から内角カットボールがやや甘く入ったところを引っ張られて一塁強襲の適時内野安打に・・・。痛恨の連打を浴びて、巨人に先取点を許した。(フランシスコは来日初安打初打点)

8回表 阪神 二死2塁のところで巨人はポレダからマシソンにスイッチ。4番 ゴメスが3球三振に倒れて、阪神は追いつくことが出来ない。9回には先頭・福留の左前安打から走者を得点圏へ進めるが、守護神・澤村の前に代打攻勢も不発に終わり、万事休す。1対0で首位巨人の軍門に下った。

中盤から安定感が増した巨人・ポレダは7回2/3(112球)6安打4三振2四球無失点で3勝目。澤村が10セーブ。8回(99球)5安打10三振1失点だった藤浪はプロ初の無四球完投も報われず敗戦投手となり、1勝3敗となった。

「藤浪は今季最高の投球だった。(ポレダは)手も足も出ないと言う訳ではなかったけど、右打者が長身からのクロスファイアに差し込まれていた。そうなると変化球も苦しくなるから・・」。和田 豊監督は、惜敗に表情を歪める。

好投報われなかった藤浪晋太郎投手は、「内容は今季一番まとまっていたと思う。(ただ7回裏 大田のところで153km/h直球が)高くなり過ぎて長打になってしまった」事に悔いを残して、東京ドームを後にした。