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11得点の快勝。2つの貯金で交流戦を終える

交流戦ラストゲームは、今季最多となる11点を奪っての快勝だった。8、9回に3点を取られたのは余計だったが、それでも交流戦を締めくくるにはいい勝ち方だったといえる。

各打者が積極的に打ちに行った。これまで、どちらかというと慎重にボールを見ていくバッターが多く、ソフトバンク打線などに比べると物足りなさを感じたものだが、きょうはファーストストライクを見逃す打者がほとんどいなかった。かといって、無茶振りするわけでもなく、粘るところはファウルで粘って、次につなぐ姿勢も見せていた。

先制点は鶴岡のバットから生まれた。2回一死二、三塁のチャンスに、日本ハム先発・有原の外角直球をとらえて右翼線へ落とす。2人の走者を迎え入れ、バッテリーを組んだ岩田に早々に援護点をプレゼントした。

この打席、鶴岡は初球をファウル、2球目を見逃して簡単に追い込まれたが、そこから8球粘って適時打を放った。

「その(ヒットを打つ)前に外の真っすぐをファウルしたとき、低めに伸びてきていた。そこをマークしつつではあったかな。いろんなことが考えられる状況で、監督が打てと。なかなか期待に応えられなかったから、あそこで1本出たのはよかった。追い込まれてもファウルで粘ることができれば、必ず甘い球が来るから」

鶴岡は4回に2度、回ってきた打席に四球と二塁打、7回の打席にヒットと、3安打猛打賞を記録。4回二死満塁からの左中間への二塁打は走者一掃の適時打で、プロ初の5打点をマークした。「それはみんなが塁にいたから」と鶴岡は謙そんしたが、チャンスに勝負強い打撃をしたからこそだ。

これで交流戦は10勝8敗。勝ち越したのはセ・リーグで阪神だけで、首位・巨人との差は2ゲームに縮まった。「交流戦をいい形で終われた。休み明けは(ヤクルト、広島と)2戦、2戦だから、しっかり取っていきたいね」と平田ヘッドコーチ。きょうの勝利を土曜日からのリーグ戦につなげたい。