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天敵ポレダに4敗目

先制も虚しく序盤で相手にリードを許した阪神がまたもや苦手左腕の攻略に失敗し、首位攻防初戦に敗れた。

今季3敗している苦手の巨人先発左腕・ポレダに対して阪神は2番 俊介、7番に森越のスタメン起用で臨む。初回 阪神は一死後 俊介の中前安打から盗塁と捕手・加藤の悪送球で3塁へ進み、3番 福留の中犠飛で幸先良く1点を先制した。

「打ったのはスライダー。俊介が早いカウントから走ってくれて、3塁まで行ってくれたし、その走者を返すことが出来て良かった。最低限の仕事は出来たと思う」。福留孝介外野手は、先制犠飛をこう振り返っている。

阪神先発・メッセンジャーは2回裏 一死から阿部を歩かせた後、7番 村田にカットボールを右へ打たれライトスタンドに飛び込む 4号逆転2ランで簡単にリードを吐き出した。

阪神は上本ら走者が出ると積極的に盗塁を仕掛けるなどポレダを再三揺さぶるが、2回以降は好機にあと一押しが出来ない。ポレダは打者によって変化球主体、直球主体と自在に目先を変えながら要所を締めて、6回(122球) 4安打 5三振 2四死球 1失点の見事な投球だった。

この日はカットボールなどのキレが今一つ。その後は本来のパワーピッチで抑えていたが、6回裏 阿部に与えた3打席連続の四球と加藤の右二塁打で招いた二死2・3塁からポレダの代打・堂上に直球を中前へ返される適時安打。1番 立岡にも右前適時安打を喫し手痛い追加点を許した。

「失点した2イニング(2回裏、6回裏)はどちらも走者なしから四球を出したところからだったし、6イニングで6つも四球を与えてしまい、無駄な走者を出し過ぎてしまった。6回は二死まで漕ぎつけていただけに、失点してしまったことが本当に悔しい」。6回(133球)6安打5三振6四死球4失点のランディ・メッセンジャー投手は唇を噛んだ。

4対1とした巨人は7回から山口を投入するが、阪神は代打・新井の右二塁打などで一死2・3塁として左脇腹痛から一軍復帰した代打・関本の内野ゴロで1点を返す。阪神も松田・筒井・歳内が走者を背負いながらも追加点を許さなかったが、巨人 マシソン~澤村に8~9回を締められて、そのまま4対2で敗れた。
オールスター前の首位攻防初戦を落とし、再び勝率5割を切った阪神・和田 豊監督は、「(ポレダに)足を絡めてチャンスは作ったけど・・・。今年はずっと同じ投手、同じサウスポーにやられてる。後半戦でも当たるのだから」何とかしないといけない事を肝に銘じるように話していた。