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先発・岩崎が5回につかまり逆転負け

勝ち投手の権利まであと1人。その1人が抑えられなかった。

5月17日の中日戦以来、約2カ月ぶりにチャンスをもらった先発の岩崎。4回まではDeNAの各打者が、決して速くはない岩崎のストレートに差し込まれているように見え、三番・梶谷など、まったくタイミングが合っていなかった。

しかし5回、先頭のバルディリスに二塁打を許すと、リズムが狂い始める。宮崎は投ゴロに打ち取り、バルディリスのまずい走塁にも助けられて、一死一塁。下位打線でもあり、ここで立て直したいところだったが、黒羽根に右前打でつながれると、代打・柳田を空振り三振に仕留めて二死までこぎつけながら、次打者の代打・桑原から3連打を浴びた。

3回に2点を先制しており、二死一、三塁から桑原の適時打で1点を返されたところまでは許されただろう。ただ、白崎にもヒットを許して満塁とされ、それまで抑えていた梶谷に打たれたのは痛かった。

さらに、その打球をカットマンに返そうとした中堅・江越の返球が大きくそれて、逆転の走者どころか、2点差となる一塁走者の生還まで許してしまった。このとき、岩崎は本塁のベースカバーに入るのがかなり遅れた。

結局、5回を投げ切ることができず、加藤にマウンドを譲った岩崎は、「いつも中盤にやられているので、気を付けてはいたんですが…」とうつむき加減。

「変化球を思った通りに投げられなくて、鶴岡さんも配球しづらかったと思います。ボールのバラつきがあって、配球が狭くなったというか、偏りが出てしまいました。どのボールでも勝負できるように、技術を磨いていかないといけないと思います」

ルーキーイヤーの昨季は5勝しており、和田監督も「ウチのスタッフでは、(先発投手の)5番手に入ってこないといけないピッチャー」と期待しているだけに、5回のピンチを乗り越えたかった。

打線は3回に2点を先制したあと、DeNAの継投の前に4回以降はわずか1安打に抑えられ、再逆転できず。また貯金ゼロとなり、順位は3位に後退した。