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激痛!ハマスタで連敗

序盤に主導権を握り切れなかった阪神が、中盤以降ビハインドの展開を覆す事が出来なかった。

前夜の敗戦を受け重苦しい空気が漂う阪神は横浜DeNA先発・井納の立ち上がりを攻め、1番 鳥谷が右越えの6号初回先頭打者本塁打を放って いきなり先制する。「打ったのはスライダー。甘い球を逃さず打つ事が出来た。先頭打者だったので、とにかく出塁することを第一に考えていたのが良い結果につながったんだと思う」。鳥谷 敬内野手が振り返った。

キャプテンの一撃でこのまま乗って行きたい阪神だが、この後 大和・四球もマートン併殺打。それでも福留・ゴメスの長短打で二死2・3塁とするが、今成は二ゴロに打ち取られて追加点が取れない。

阪神先発・能見も調子は今一つ。初回のピンチは逃れたが、2回裏は二死後 バルディリス・嶺井の下位打者に連続二塁打を浴びて、あっさり追いつかれる。

3回表 阪神は一死2塁から3番マートンがセンター右への適時二塁打。二死3塁となって追い込まれた後スライダーを流した5番ゴメスの右前適時安打で2点を勝ち越した。

しかし、その裏 能見は失策・安打で一死1・2塁とされて、4番 筒香に内角直球をライトスタンドへ運ばれる20号逆転3ランを被弾。4回にも二死2塁から1番 荒波に左越え適時三塁打を許した。ベテラン左腕の炎上でチームが苦境に立たされる。4回(84球) 6安打 4三振 1四死球 5失点(自責4)。

5対3とリードされた阪神だが、5回表マートン・福留の長短打で無死1・3塁として5番ゴメスの中犠飛で1点差に迫る。DeNA井納はアップアップだったが、5回(78 球)を投げ切り 8安打1三振4四死球4失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

その後は両チームがリリーフ勝負に入った。5回から高宮〜二神〜島本と細かく繋ぐ阪神だが、6回裏 二死満塁で4番手・島本は2番 途中出場・倉本に粘られた挙句、押し出し四球を与えて追加点を取られる。

直後の7回表 阪神は一死後 ゴメスがDeNA3人目・須田の高め直球を豪快にレフトスタンドへ運ぶ15号ソロ本塁打を放って再び1点差と食い下がる。それでも、追いつけない阪神は8回裏 6人目・福原が8番 嶺井に 4号ソロをレフトスタンドへ持って行かれて万事休す。最後は前夜に続いてDeNAのルーキー山崎康にしっかり抑えられ7対5で試合が決した。

勝負の12連戦は敵地でDeNAに連敗スタートとなった阪神。2戦共に初回先取点を取りながら、筒香の逆転3ラン以降は後手後手を踏む展開を強いられた。「(能見が筒香に打たれた本塁打は)そんな甘いコースじゃないのに弾き返されるのは、キレが無かったのかな? (その後はリリーフを)目一杯繋いだけど(6回裏 相手のミスで2塁走者が牽制アウトになった後に与えた)二神の四球がきつかったなぁ」。和田 豊監督が溜息をついた。

「投打が噛み合わなかった」横浜2連戦で唯一の光明は、マルチ安打クリーンアップ揃い踏みの11安打で「ゴメスの状態が上がって来た」事。痛い連敗には違いないが、落胆している暇もなく日曜には甲子園で首位ヤクルトを迎え撃つ。