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岩田好投&効果的な得点でヤクルトに快勝

先発・岩田が強力ツバメ打線を8回1失点に抑える好投を見せれば、打線は苦手・山中を序盤に攻略。先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点し、首位・ヤクルトに快勝した。
 
打順の入れ替えが奏功した。「(ヤクルト先発・山中には)過去2回、完ぺきにやられていた。このままではいけない」と考えた和田監督は、状態の上がってきたクリーンアップの前に走者を置くため、今成を今季初めて二番に据えた。すると、その今成が4安打の大暴れ。初回先制のホームと、5回に中押しとなる6点目のホームを踏んだ。
 
「(山中は)フォームに特徴のあるピッチャーなので、タイミングで差されないようにと思って打席に入りました。(二番は)前も後ろもいいバッターがそろっているので、何とかつなごうという気持ちでした」
 
きのうのDeNA戦は5打数無安打と散々だった今成だが、「打てるときもあれば、打てないときもある。タコった分、気持ちも吹っ切れて」思い切りのいいスイングができたようだ。
 
その今成のヒットを生かしたのは、四番・福留だ。初回は二死三塁で左中間へ先制適時二塁打。5回は無死一、二塁から今度は右中間へ適時二塁打を放った。
 
「自分がどれだけヒットを打とうが関係ない。チームが勝つことが大事。勝ちに貢献できるヒットを打てればいい」
 
福留の言葉通り、きょうの2安打は、いずれも勝利に直結するヒットだった。
 
そのヒットは、甲子園のファンが打たせてくれたものだと言う。
 
「これだけのお客さんが入ってくれて、1点入るごとにボルテージが上がっていくのが分かった。(DeNAに2連敗した)イヤな雰囲気を忘れさせてくれたのは、甲子園の力じゃないかな」
 
福留ほどのベテランでも、今年のような混戦は初めての経験。ただ、その緊張感を楽しむ余裕が、福留にはある。
 
「こういう緊張感を持って、シーズンの最後まで野球ができることはめったにない。終わった後に何かしら残ると思うし、僕は楽しみながらやっています」
 
ゴメスに代わって四番を打つようになって13試合。「もうそろそろいいんじゃないですかね。もともと四番タイプじゃないし、ゴメスも感じがよくなってるし」と苦笑したが、これほど勝負強いバッターを、四番から外す理由がない。
 
直接対決を制したことで、首位・ヤクルトとは再び1ゲーム差となった。あしたも勝って同率首位に並びたい。