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乱戦で見せた執念

ビハインドの展開を良く粘って終盤追いついた阪神だが、最後に力尽きた。

東京ヤクルトは3月31日(対阪神・神宮)以来、来日2度目の登板となるデイビーズが先発。阪神は初回2番起用の板山がヒットで出るも無得点に終わる。

阪神先発・横山は、立ち上がりヤクルト1番 大引に左二塁打を許すと、一死後 3番 山田の強烈な当たりの三ゴロをヘイグが後逸するエラーで簡単に先取点を奪われる。続くバレンティンには、フルカウントからの高めに浮いた直球をバックスクリーンへ叩き込まれる13号2ランを浴びて、あっという間に3点を失った。

追う阪神は3回表 先頭9番 横山のプロ初安打となる左中間二塁打から反撃開始。1番 北條のライト線への適時二塁打でまず1点を返す。一死後、福留が粘って四球で歩いた直後 4番ゴメスは外角変化球を捉えて右中間スタンドへ運ぶ12号3ランで逆転した。

北條史也内野手が振り返る。「横山さんが良いバッティングで出塁したので、自分も続いていこうという気持ちで打席へ向かった。高めのストレートをしっかりと叩けた」。マウロ・ゴメス内野手は、「打ったのはカットボール。打てる球をしっかりとコンタクト出来たね。高く打ち上げ過ぎたかな?と思ったんだけど、本塁打になってくれて良かったよ」と話している。

しかし、ヤクルトもその裏 山田の二塁打などで無死2・3塁として、再びバレンティンが高めに浮いた甘い球をバックスクリーンへ運ぶ2打席連続の14号逆転3ランで6対4とすぐにリードを奪い返す。

横山雄哉投手は3回(82球)5安打5三振3四球6失点(自責4)で降板する。「(バレンティンには)投げてはいけない球を2打席とも投げてしまった。コースや高さをもっとしっかりと投げなければいけない。2本目の本塁打もそう言った事を意識していたが、判っていても投げられなかった。体が開いてしまうフォームになっていたし、技術が足りない投球だった」。走者を背負い大砲に一発と言う禁断のパターンを繰り返してしまっては反省の言葉しか出て来ない。

4回裏には2人目・田面が捕まり、二死から川端・畠山の5・6番に連続適時打を許し、2点を追加される。阪神も6回表、ヤクルト2人目・村中から8番 鳥谷が外角直球をレフトスタンド最前列へ運ぶ3号2点本塁打を放ち、追いすがる。更に2四球で二死1・2塁となり、3番 福留の左適時二塁打で1点差と迫るが、ヤクルトは秋吉にスイッチしてゴメスを遊ゴロに打ち取った。
           
「外寄りのボールをコースに逆らわずに打ち返す事が出来た。逆方向だったけど、スタンドまで届いてくれて良かった」。4試合連続で8番を打つキャプテン 鳥谷 敬内野手が意地を示した一発だ。

6回から登板した阪神3人目・榎田は7回裏、2安打1四球で二死満塁のピンチを背負ったが、1番 大引をフルカウントから絶妙な内角スライダーで空振り三振に仕留めて2イニングを無失点で凌いでいる。

8回表 阪神はヤクルト4人目・ルーキから2四死球と犠打で一死2・3塁のビッグチャンスを迎える。ここで代打・狩野が直球をレフト前に運ぶ同点適時安打を放つ。ヤクルトは堪らずクローザーのオンドルセクを投入。阪神は福留・ゴメスが連続三振に倒れて、勝ち越す事は出来なかった。

代打の切り札として期待に応えた狩野恵輔外野手が胸を張る。 「どんなカタチでもイイから走者を返すんだ!という気持ちしかなかった。低めのワンバウンドになるフォークには気を付けていた。ストレートで押されて空振りもしてしまったが、スイングしたことでタイミングもスイング自体もいい方向へ繋がったと思う」。

執念で追いついた阪神だが、9回裏 連投の藤川が先頭・畠山の左二塁打から一死2・3塁とされて、今浪の中犠飛で力尽きる。阪神が9対8とヤクルトにサヨナラ負けを喫した。

香田勲男投手コーチが、「(球児は)ボールを押し込めていたけど、紙一重だった」と話す。  救援失敗の藤川球児投手は、「結果なので。また、明日です」と前を向いた。

「(打線は)昨日・今日とだいぶ打ててるが、あと一本がね。8回もそうだし、その他の回もチャンスがあった。(バレンティンには)やられ方が同じ。内角へ投げられず、ど真ん中や。もったいない」。金本知憲監督は無念そうに振り返っている。

打ち込みの成果が本塁打と言う結果になった鳥谷 敬内野手は、「(本塁打は)まぐれ。(接戦に敗れたが)諦めずに最後までやるコトが大事。それを続けて行く事だ。(打撃の修正に関しても)シーズンは長いし、自分で納得できるようにやっていきたい」と今後への決意を語っていた。