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一軍試合速報

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またも大量失点で、リベンジどころか3連敗

まさか甲子園で3タテを食らうとは…。しかも、スコアは2対8、1対7、0対9と、すべて大敗。敵地で3連敗したリベンジをと臨んだ3連戦で、無残な返り討ちに遭った。
 
先発・岩貞が試合を壊してしまった。初回、先頭打者から3者連続四球。労せずして満塁のチャンスを得た広島は、ルナ、新井の主軸が連続適時打を放ち、あっさり3点を先制した。
 
1回だけで打者一巡、42球を要した岩貞は、2回になっても立ち直る気配がない。無死一、三塁から丸の内野ゴロの間に1点を失うと、再びルナに適時打を浴びて交代を告げられた。
 
「(四球で崩れるのは)きょうに限らず、ずっと。バッターと勝負できていない。疲れなのか、力みなのか。メカニック的には開きが早いところがある。毎回、ローテの中で一生懸命、修正しようとしているが、試合の中で出てしまう。もっと、やらないと」
 
香田投手コーチは厳しい表情だった。
 
2番手・石崎もピリッとしない。3試合連続で1人目のバッターに四球を出すと、続く打者にも連続四球で満塁のピンチ。二死後、會澤、戸田の下位打線に適時打を許した。
 
2回を終わって8点のビハインド。打線が好調でも厳しい点差だが、いまの阪神打線にはさらにキツい。広島先発・戸田から8安打を放ちながら、あと1本が出ず、初完投、初完封を許してしまった。
 
「(打線は)相変わらず。特に変わってない。流れが悪いのは、誰が見ても分かる。でも、流れが悪いから仕方ないと思うようでは、何も変わっていかない。打破するのは監督、コーチじゃない。選手個人個人」
 
きょうも3回の攻撃前にベンチ前で円陣を組み、ゲキを飛ばした金本監督。その思いは選手たちに伝わっているはずだが、なかなか結果につながらない。
 
通常、試合のない月曜日は先発投手の指名練習が行われるが、あすは野手も参加予定。何でもいい、きっかけをつかみたい。