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打線の勢い止まらず。今季初の4連勝で4位に

先週までとはまるで別人、いや、別打線だ。きょうも面白いように打線がつながり、14安打10得点で快勝した。ヤクルトを3タテして今季初の4連勝となった阪神は、中日と並んで4位に浮上した。
 
 猛虎劇場で“ダブル主演”を務めたのは原口とゴメスだった。4回に1点を先制されたその裏、一死から福留が三塁打を放つと、原口が初球をセンター前に運んで、まず同点。続くゴメスがレフトスタンドへ2ランをたたき込み、あっという間に逆転した。さらに新井良も二塁打で続き、バッテリーエラーで三塁へ進むと、今度は北條がスクイズを決めて加点。大技、小技を取り混ぜた、見事な攻撃だった。
 
「取られても、すぐに行こうという声が(ベンチで)出ていた。福留さんの激走が気持ちを楽にしてくれました。なので、なんとか楽に(ホームに)かえってもらえるバッティングをしたいなと」
 
先輩思いの原口のコメントだ。
 
主役2人の活躍は次のイニングも止まらない。一死満塁から原口が走者一掃の適時二塁打を放つと、ゴメスは2打席連発となる17号2ラン。この回5点を追加して、試合をほぼ決めた。ゴメスの1試合2本塁打は来日初だった。
 
「これが(上昇の)きっかけ、というのはないけど、いまはボールがよく見えて、ボール球を振らずにストライクを打てている。力んでボール球に手を出していたのが、いまはリラックスして、センター方向を意識して打てているのがいいと思う」
 
片岡打撃コーチもゴメス本人と同じ分析をした。
 
「打っているのは甘いボールでも、その前にしっかりボール球を見極められている。ずっとムキになって打っていたけど、しっかり見切って、浮いた球を打つことができるようになった。調子は上がってきているから、あとは継続するだけやね」
 
6、7回に4点を返され、4点差とされたが、8回に北條、代打・鳥谷の連打と途中出場の大和の適時二塁打でダメ押し。4月22日の広島戦以来の2ケタ得点で、3日連続で甲子園に六甲おろしが響き渡った。