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秋山が6回途中1失点で4年ぶりの勝利

秋山が12年6月30日のヤクルト戦以来、4年ぶりの白星をつかんだ。日数にすると、実に1539日ぶり。長い、長い道のりだった。
 
前回登板に続き、きょうも立ち上がりに失点したが、許したヒット2本はいずれも内野安打。先頭・桑原の打球を北條がダイビングして止めるも、送球できずに内野安打になったものと、一死二塁からロペスの三遊間への打球にまた北條が飛び込むも、グラブに当たったボールがファウルゾーンを転々…。その間に二塁走者の生還を許したものだった。
 
「飛んだところがよかったというヒット、投げ切れたヒットだったので、前回みたいに引きずらないように、攻めて行こうと。それで1点でしのげました」
 
これまでの秋山なら、さらなる失点をしていたかもしれない。しかし、きょうの秋山は違った。四番・筒香を1球で一塁ゴロに仕留めると、宮崎も二塁ゴロで追加点を許さなかった。
 
その裏、福留の2ランですぐに逆転してもらうと、2回以降は1点のリードを守り切り、5回まで無安打投球。「勝っている状況で、攻める配球を坂本がしてくれた」と、前回に続いてバッテリーを組んだ坂本に感謝した。
 
その坂本は「コントロールがよかったので、思い切って攻められた。要求通りに投げてくれました」と秋山の制球力を絶賛。香田投手コーチは「一番大きいのはシュートを覚えたこと」と、新球で投球の幅が広がったことを好投の要因に挙げた。
 
「(持ち球の)スライダーとカーブとは逆のボール。バッターの体のそばに投げるのが苦手なピッチャーなので、シュートを覚えたのは大きい」
 
打線がチャンスを作りながらも追加点を奪えない中、6回一死から関根にヒットを許し、二死二塁となったところで交代を告げられた秋山。まだ96球で、球威も落ちていないように見えたが、金本監督は「本来なら勝負させたいところだけど、(チームが)しばらく勝てていないし、打てる手は打っていこうと」と、継投の理由を説明した。
 
代わった高橋が筒香を抑え、その後は松田、サターホワイト、マテオのリレーで逃げ切り。9月4日以来、久しぶりに甲子園で勝利した。