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初回の攻防はよかったが…ミス絡みで敗戦

水曜日から始まった甲子園7連戦。きのうまでの3試合は初回に決まって先制されていた。しかし、きょうは先発・能見が3者凡退。その裏、四番に入ったゴメスの2ランで先制し、きょうは阪神ペースかと思われたが…。
 
5回に能見がつかまり、4失点。あっけなく逆転された。先頭の白崎に本塁打を打たれ、一死から投手のモスコーソに四球。桑原にはサード強襲の内野安打を許し、二死後、ロペスを歩かせて満塁のピンチを招くと、最も警戒すべき打者、筒香にあわやグランドスラムかという走者一掃適時二塁打を浴びた。
 
「いろいろ要因はある。自分自身の問題なので」
 
能見は詳細を語らなかったが、香田投手コーチは「ピッチャーへのフォアボール。それに尽きる」とコメント。ソロ本塁打だけなら展開は変わっていた。
 
打線は7回一死から原口死球、北條がヒットでつなぎ、二死後、高山のタイムリーで1点差と詰め寄るも、あとが続かず。逆に8回、5番手・サターホワイトが2点を失い、突き放された。
 
一死二、三塁から倉本に適時打を許したのだが、1ボール2ストライクと追い込んでいただけに、「抑えられるカウントまで持ってこれたのに、最後の最後で甘かった」と悔やんだ。
 
ただ、ピンチを広げたのは上本のエラーだった。一死一塁から宮崎の併殺コースのゴロをセカンド・上本が後ろへそらし、一、三塁としたのだ。サターホワイトは「エラーは野球にはあるもの。それ以上に好プレーで助けてもらっている。ミスした(打たれた)のは自分が悪い」と上本を責めなかったが、高代ヘッドコーチは厳しかった。
 
「何回、言ったか分からん。そんな難しい問題じゃない。あの速い打球を横で捕って…。冷静さを失っている。怖がっているのと、冷静さを失っている」
 
上本は守備のミスが多く、いままでにも失点につながることがあった。慎重になり過ぎているのかもしれないが、プロとして言い訳はできない。1点差に追い上げた直後だけに、エラー絡みの失点は痛かった。
 
きょうの敗戦で4位以下が確定。CS進出はなくなった。