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値千金!4番の一発

主砲の一発でいきなり主導権を握った阪神が、エースの危なげない投球で手堅くゲームを進め 連敗の暗雲を振り払った。

ナゴヤドームで連敗して東京ドームへ乗り込んだ阪神は、巨人先発・マイコラスに対して初回スタメン復帰の1番 高山と3番 糸井のヒットで一死1・2塁として4番 福留が右へ開幕戦以来の2号3ランを放ち、鮮やかに先制する。

「打ったのはカーブ。前の打者がチャンスを作ってくれたので、とにかく先制出来るようにと、打席に入った。たまたま最高の形である本塁打になった」。出場した直前3試合に10打数1安打と振るわなかった福留孝介外野手が、主砲の仕事を振り返った。

阪神先発・メッセンジャーも初回 ヒット・四球で一死1・2塁のピンチを迎えるが、4番 阿部・5番マギーをいずれも抜いた変化球で空振り三振に仕留めて脱出。3回裏には中井・立岡の連打にサード鳥谷の失策が絡んだ一死満塁から阿部に中犠飛を打たれ1点を許したものの、傷口を最小限に留めている。

4回表 阪神は7番 北條の右中間二塁打とメッセンジャーの今季初安打で二死1・3塁とするも高山が一ゴロに倒れて追加点が取れない。続く5回には二死から福留がこの試合3安打目となる二塁打で出塁すると連続四死球で満塁となり、7番 北條も粘って押し出し四球をもぎ取り 漸く4点目が入った。巨人・マイコラスは6回(95球)まで投げて7安打6三振4四死球4失点で降板している。

巨人が継投に入った7回表には2人目・森福から福留・鳥谷のヒットなどで阪神は一死満塁とするが、代わった育成出身・篠原に北條・梅野が内野ゴロに打ち取られた。巨人は必死の防戦で、この後も山口鉄〜乾と繋ぎ追加点を防ぐ。

阪神は再び3点差をつけた5回裏からセカンドに大和を入れて守備を固めるが、このところ少し覇気のない上本に対する指揮官の強いメッセージにも感じられた。メッセンジャーは7回で10三振を奪うなど、その後も快調にアウトを重ねて行く。結局8回(130球)まで投げて5安打 10三振 1四死球 1失点(自責0)。球数の多い点を除いて、ほぼ申し分ない内容だったと言えそうだ。最後はドリスがピシャリと締めて、4対1と阪神が快勝を飾った。

最少失点で今季3勝目のランディ・メッセンジャー投手は、「これまでと比べて(投球内容は今季)一番良かった。真っ直ぐを含めて全部の球を低めに集める事が出来た。コウスケさんはいつも助けてくれるけど、初回の点が本当に大きくて、楽に投げる事が出来たよ。あとは、梅野の配球が正しかったと思う。感謝したいね!」とヒーローインタビューで声を弾ませる。

打のヒーローは先制3ランを含めて4安打を放った福留孝介外野手だ。大勢の記者に囲まれ、「最近良いところで打てなくてチームに迷惑をかけていたから、今日は打てて良かった」と話しながら帰路についた。

「あれで主導権を握る事が出来た。何より4番がいきなり3ラン!少し調子を落として心配していたけど、今日は4本か?このまま突っ走って欲しい」。   開幕から約3週間経って少し疲れが見えていたと言う主砲の活躍に金本知憲監督も目を細めた。返す刀で、「(メッセンジャーは)球数を気にしながら、何とか8回まで行ってくれ!と思っていた。最後のイニングなんか147〜8km/h出てたし、ホントにそう言う気持ちと言うか?スピリットを感じた」とエース右腕を褒め称える。

「ナゴヤで嫌な負け方をして、選手も良く気持ちを切り替えて巨人相手に敵地でよくやってくれた。(この1勝は)大きいですね!」。前夜、非常に厳しい表情だった指揮官の笑顔が印象に残る白星だった。