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投打に完敗

ベテラン左腕が一発攻勢に崩れた阪神が、散発4安打と良いところなく完敗を喫した。

連敗中の中日は、右手甲に死球を受けた影響で欠場していた主砲ゲレーロが4試合振りに復帰するなど、阪神先発左腕・能見に対して大幅に打線をテコ入れして臨む。中日サウスポー八木に対する阪神は、捕手を坂本に変えた以外は今3連戦全て同じオーダーを組んだ。

先制したのは、中日。初回3者凡退スタートの能見は、2回裏二死から松井佑に左二塁打を許した直後、7番 福田に初球を叩かれ左中間への適時二塁打で失点する。立て続けに長打を浴びた配球は、やや軽率に映った。続く3回裏には二死後ヒットで出た大島を1塁に置いて4番ゲレーロが低めの球をバックスクリーンへと運ぶ 28号2ランを放って、中日が3対0とリードを広げた。

4回裏にも能見は7番 福田に外寄り変化球を右中間最深部へ 5号2点本塁打を打ち込まれる。更に一死2塁から1番 京田の右適時安打で6対0となり、大勢が決した。能見は4回(75球)8安打2本塁打3三振 無四球 6失点で交代している。

猛虎打線は、球持ちの良い八木の慎重な投球に手を焼き 5回まで僅か1安打となかなか捉える事が出来ない。6回表は先頭 俊介がヒットで出塁するも、後続が抑えられてしまう。八木は6回(104球)を投げて2安打2三振3四死球 無失点で今季初勝利。相手に3塁を踏ませず、連敗に苦しむチームを救う好投だった。中日・森 繁和 監督は、かつて広島キラーと言われた左腕の活躍に「赤ばっかり見ないで、たまには黄色も見ないと(笑)」と口調も滑らかだ。

阪神では、ビハインドの展開とはいえ 2人目の松田が 3三振を奪うなど2イニングをピシャッと締めた好投が光った。8回に4人目・メンデスが、この日大活躍の福田に3安打4打点目となる適時二塁打を浴びて追加点を献上。7対0と一方的なスコアで散発4安打で阪神が中日に敗れている。中日は8連敗を免れた。