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大激戦!無情な幕切れ

もつれにもつれたシーソーゲームは、最後の最後まで予断を許さない展開となった。

広島先発・野村に対する阪神は、右足踵の負傷から復帰の西岡が再登録即日スタメン。糸井・西岡・福留で1~3番を組むが、初回は3者凡退の滑り出しとなった。

阪神先発・藤浪は初回先頭・田中を歩かせて、二死2塁から4番 松山に先制11号2ランを浴びる。

2回表  阪神は大山・中谷・鳥谷の3連打で無死満塁とする。7番 北條が二ゴロ併殺打に倒れる間に1点を返し、続く坂本の中前適時安打で同点に追いついた。

3回表には西岡の右二塁打から一死3塁となって、4番 大山の当たり損ねは広島・菊池と安部の連携が乱れて右前適時安打に。阪神が3対2とリードを奪う。

しかし、その裏  藤浪は田中のバント安打や丸への死球で無死満塁とピンチを背負い、4番 松山・内野ゴロの間に同点。続く安部には左前への2点適時安打を浴びて、5対3と広島に再びリードを許した。藤浪晋太郎投手は4回(84球)まで投げて 5安打 4三振 4四死球 5失点。「味方が点を取ってくれたのに、先発の仕事を果たすことが出来なかった。チームに申し訳ない」と頭を下げている。 香田勲男投手コーチは、「彼も色んな意味で(この試合の意味を)理解していると思うけど、自分のボールを投げ切れなかった」と藤浪の投球を振り返った。

 阪神は5回表 二死1・2塁から7番北條が内角球を上手く捌いて左前適時安打を放ち、1点差に追いすがる。「打ったのはシュート。練習でやってきた打ち方が出来た。1、2打席はチャンスで凡退してしまっていたので、なんとかしたいという気持ちだった」。北條史也内野手は、素直に喜びを表している。

6回表  広島2人目・ジャクソンの速球を捉えた代打・上本のバックスクリーン直撃 8号ソロ本塁打で阪神が追いつくが、7回裏  阪神3人目・高橋が二死2塁から5番 安部に右前適時安打を浴びて、6対5と広島にまたもや勝ち越しを許した。

それでも、最大のドラマは最終回だった。9回表 阪神は、広島の守護神・中崎を攻めて一死1塁から3番 福留が外角速球を弾丸ライナーでレフトスタンドへ運ぶ起死回生の 17号逆転2点本塁打を放つ。これで勝利が見えた阪神は、その裏 ドリスで逃げ切りを図るが、一死から途中出場・野間に内野安打の後、暴投で2塁に進まれて、当たっている5番 安部には、右中間スタンドまで運ばれてしまう。悪夢のような4号逆転サヨナラ2ランを浴びて、8対7で広島に敗れた。

 劇的勝利の広島は、マジックナンバーが復活(M12)。阪神は痛すぎるサヨナラ負けを喫したが、12安打を放った攻撃の粘り腰は勿論のこと、終盤見せた糸井・中谷の超美技など球際に執念を覗かせる戦いぶりは賞賛に値する内容だった。この敗戦に落胆する事なく最後まで集中力を切らさなければ、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。

「ドリスで負けたら、こっちはどうしようもない。選手は出来ることをやったと思う」。金本知憲監督も、結果はともかく内容には一定の評価を口にする。「(あれ以上失点出来ないから代えたけど、藤浪は)ボール自体 悪くない。向こうの打力が上回ったと言うこと。(苦しい状況となったが)もう、最後までやるしかない」と語り、改めて戦い抜く決意を示していた。