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秋山の好投にロサリオが応え連勝

丁寧な投球を続ける秋山の好投が光り、プレーボールから1時間10分で5回が終了。非常にスピーディに試合が進んでいた。

援護したい打線は6回1死から糸原がサードのグラブを弾く痛烈な打球のレフト前ヒットで出塁すると、続く福留が右中間を深々と破る。今日2打数2安打と相手先発・ハフにタイミングの合っていたキャプテンが猛打賞の活躍で1死2、3塁とチャンスを拡大した。しかし主軸のバットからあと1本が生まれず、逆に8回には1死1、3塁のピンチを招く。

この絶体絶命の場面で球数が100球に差し掛かろうとしていた秋山が燃えた。代打・荒木を2ボール1ストライクの投手不利のカウントからアウトローに見事なスライダーを決め平行カウントに持ち込むと、最後はインローのここしかないというところにストレートがズバッと決まり見逃し三振。荒木はこの2球に全く手が出なかった。打順がトップに返り、山田に対しては140キロ台後半の迫力あるストレートを連発する。全てストレートでライトフライに打ち取り大きな山場を乗り切った。

するとその裏、1死から植田が1塁側に上手いセーフティバントを決めて出塁し糸原が送って得点圏に走者を進める。福留が申告敬遠で歩いて2死1、2塁。打席にロサリオが入る前にヤクルトは投手を左腕・中尾から右腕・近藤にスイッチしたが「情報としてはまっすぐとスライダー、フォークがあるのはわかっていた」というロサリオは高めに浮いたスライダーを逃さない。センターオーバーの2塁打を放ち、2人の走者を迎え入れた。

4番の一振りで2点をリードすれば最後はドリスに託すだけ。先頭打者の出塁こそ許したが、守備固めでファーストの守備についていた山崎の好プレーもあり次打者を併殺打に打ち取る。2死からはバレンティンを空振り三振に仕留め、リーグトップに並ぶ14セーブ目を挙げた。

試合後の金本監督は「何より秋山に勝ちがついたことが1番嬉しい」とニンマリ。ヤクルトに連勝し良い流れで交流戦前最後のカード、巨人との3連戦に弾みがついた。