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メッセ苛立ち、猛追も届かず

ルーキー右腕の攻める投球に抑え込まれ中盤から完全に主導権を奪われた阪神が、最後の猛追も一歩及ばず惜敗を喫した。

快晴・横浜でのデーゲーム。前週ヤクルト戦(18日・神宮)で漸くプロ初勝利を挙げたDeNA先発・ルーキー上茶谷に対する阪神は、前夜 右肘付近に死球を受けた糸原も無事スタメン。7番にはマルテに代わって中谷が名を連ねる。上茶谷は、僅か7球で3者凡退と快調に立ち上がった。3回表に阪神は一死から木浪がチーム初ヒットとなる投手強襲安打を放ち犠打で二死2塁とするも、1番 近本が空振り三振に倒れている。上茶谷の直球が手元で伸びて来る為、差し込まれる打者が目立つ。

対猛虎7連敗で止めたいDeNAは、阪神先発・メッセンジャー相手にこちらも7番をテコ入れ。前夜の石川から右の中井で勝負をかける。メッセンジャーもソトを外角直球で見逃し三振に斬るなど初回を3人で片付けるスタート。だが、2回裏には筒香・ロペス・伊藤光への3連続四球で無死満塁のピンチとなる。7番 中井は三ゴロ併殺。大和は歩かすも上茶谷を空振り三振に仕留めて何とか凌いだ。球審の判定に苛立ちを募らせながらも最初の窮地を脱している。3回裏にも二死からソトのヒットや筒香・四球で走者を背負い、メッセンジャーは序盤で62球を費やした。

0対0で迎えた5回表。阪神は先頭・福留がライト線二塁打で出塁すると梅野が送って一死3塁の先制機を作るが、7番 中谷は浅い中飛に倒れて、木浪は申告敬遠。メッセンジャー・投ゴロでチャンスを逸した。その裏 DeNAも神里・ソトのヒットと筒香・四球で一死満塁の絶好機を演出。5番ロペスの左犠飛で遂に均衡が破られた。

6回裏 メッセンジャーは、途中出場・柴田の中前安打と大和・死球で無死1・2塁とされる。上茶谷・バントは自らの好フィールディングで三封も神里に四球を与えて一死満塁となって、昨年来ずっと抑えていた2番 宮崎に中前適時安打を浴びて追加点を許した。続くソトの三遊間を襲う打球はショート木浪がダイビングキャッチの超美技(遊直)に救われるが、4番 筒香には追い込みながらもレフトフェンス直撃の2点適時二塁打を浴びてノックアウトとなった。代わった谷川も5番ロペスに中前2点適時安打を打たれDeNAに大量点を奪われてしまう。6対0となり、ほぼ勝負は決した。

5回2/3(135球)6安打4三振9四死球6失点。とうとう力尽きたメッセンジャーだが、決して球自体が悪かった訳ではない。際どいコースを悉くボールと判定されての9与四死球は、単純に制球難として片付けられない部分がある。

8回まで僅か2安打とその後も素晴らしい投球を続けたDeNA・上茶谷は、プロ初完封を目指して9回表のマウンドへ。阪神は近本・糸原の長短打で無死2・3塁と最後の抵抗を試み、3番 糸井が逆方向へ運ぶ左越え3号3ランを放ち意地を見せる。大山もセカンド内野安打で続いたところで、上茶谷は無念の交代となった。DeNAは2人目エスコバーが福留を空振り三振に斬って、守護神・山崎康に繋ぐ。阪神も梅野のセカンド強襲安打で一発同点の場面を作り応戦。中谷は一邪飛で二死となるも8番 木浪が右前へ2点適時安打を放って1点差に迫った。しかし、代打・鳥谷が左飛に倒れて万事休す。6対5でDeNAが逃げ切り、対阪神戦の連敗を7で止めた。

上茶谷は8回0/3(113球)6安打2三振1四球4失点と堂々のピッチングでプロ2勝目をマーク。DeNAのアレックス・ラミレス監督は、「スタミナもスピードも申し分ないし、コンビネーションも抜群な投球だった!」とルーキー右腕を称えている。「阪神戦も対メッセンジャーも連敗が止まって本当に良かった!」と上機嫌だった。

今度は1点差届かず連勝が4で止まった矢野燿大監督も最後の追い上げに関しては「勿論、明日もあるしね。明日に繋げられるように。(完封負けなら相手は)中継ぎも登板ないままに終わってたと思うし」と、一定の評価を示す。「(メッセンジャーは)ホントにちょっと。ストライクじゃないか?というのもあったりね。(審判もきちんと判定してくれてるのは判ってるけど)それでも取って欲しかったなぁ〜って言うのもあったし。実際そうだし、その中でもよく粘ってくれてたんだけど。最後はちょっと、もう一人と言うところがね。まぁまぁ、そりゃ勝負行ってるんで(結果が裏目に出ても)仕方ないかなぁ!」。メッセンジャーには同情の念を禁じ得ない。

「(ダメ押し点を取られた)谷川もあそこも何とか。まだ一軍の経験も少ないところだけど何とか頑張って(欲しかった)。タラレバは無いんだけど、あそこで踏ん張ってくれると言うのがチームとしては必要やし。まぁまぁ、色々あるよ!良い部分もね、改善せなアカン部分も・・」。最終的に僅差だっただけに、指揮官は嘆き節を連発していた。