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サヨナラ機を逃しCS進出へ痛い敗戦

128試合を消化しシーズンも大詰め。今季最後の7連戦初戦は点の取り合いから始まった。

初回、木浪の安打から1死満塁とチャンスを作ると糸原がレフト前に適時打を放ち1点を先制。すっかり5番が板についたキャプテンのバットで先手を取った。しかし先発の秋山がピリッとせず3回4失点。「7連戦の初戦を任せてもらったのに長いイニングを投げることができず、チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」打順の巡りもあって早い回での降板となったがそれは打線が活発な証拠でもあった。

3回にマルテの四球と大山の安打で走者をためると、中谷、原口が連続適時打。大山、中谷、原口と期待の右打者が詰まりながらも力負けせず相次いでレフト前に運んだ。この3連打で1点差に迫り、4回には1死3塁から福留がセンターへ犠牲フライを放つ。

「早い回に追いついておきたかったので、最低限の仕事ができて良かったです」

勝負所を知り尽くしたベテランが役割を果たし試合を4-4の振り出しに戻した。

激しく動いた序盤だったが中盤以降はリリーフ陣の好投が試合を引き締める。4、5回は島本が、6、7回は岩崎がそれぞれ2イニングをきっちり無失点。ジョンソン、藤川も仕事をこなしヤクルトに追加点を与えなかった。

そして9回裏、1死から福留がライトへ2塁打でチャンスメイク。マルテが申告敬遠で歩いて甲子園はサヨナラを待ちわびるムードに包まれた。しかし糸原はレフトフライ、大山はキャッチャーファールフライに倒れあと1本が出ない。

10回にドリスがコースヒットを2本打たれ1点を失うとこれが決勝点。4時間を超える試合で最後まで多くのファンが声援を送ってくれたが勝利の六甲おろしを届けることは出来なかった。