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一軍試合速報

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総力戦はサヨナラ目前で引き分け

走者を3塁に置けば互いに序盤から前進守備を敷く。両ベンチが1点の価値を重く見る通り、ロースコアの凌ぎ合いとなった。

先発・ガルシアは得点圏に走者を背負った立ち上がりこそ切り抜けたものの2回に先制点を奪われてしまう。それでも3回、糸井がライト線へ2塁打を放ち出塁すると糸原の外野フライの間に3塁に進む。絶好の同点機にサンズの放った鋭い打球は右中間を真っ二つ。

「得点圏にランナーがいたし、外野まで飛ばすことのできるボールを待っていたよ。強くスイングをすることができたし、良い結果になって良
かったね」

頼れる3番の適時2塁打で試合を振り出しに戻した。

ガルシアは中盤も走者を背負うピッチングが続いたが2併殺を奪ったバックの守備にも助けられて追加点を与えない。粘り強く98球で7回を1失点と先発の役割を果たす。「1点は取られたけれど、なんとか粘ることができたし、ゲームは作ることができたと思う」とマウンドをリリーフ陣に託した。

同点のまま迎えた8回1死からサンズがライトスタンドに勝ち越し本塁打を叩き込む。同点打の助っ人がまたしても大仕事を果たした。

この一打でリードを奪い、逃げ切りを図った9回はもちろんスアレスがマウンドへ。しかし先頭打者に安打を許し、送りバントで同点の走者を2塁に背負う。次打者をサードゴロに打ち取ったが大山が痛恨の送球エラーを犯してしまい土壇場で同点に追いつかれてしまう。この後、スアレスが痛打を浴び勝ち越し点を献上、逆にリードを許してしまった。

追い詰められた9回は梅野が気迫のヘッドスライディングを見せ内野安打で出塁、陽川が送りバントを成功させ代走・植田を2塁に進める。2死後、近本がライト前に適時打を放ち再び同点に。今季初の延長戦へ突入した。

10回は馬場が抑え、裏の攻撃では2死1、2塁としたが惜しくもサヨナラ勝ちとはならず。ベンチ入り野手を全て使い切る総力戦で引き分けた矢野監督は「悔しいですけど、全員で引き分けたのは僕達の目指すところですし、こういう野球をしていけば上に行けるというのも改めて感じてます」価値ある引き分けは明日の勝利につながるはずだ。