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これぞ大山!4番の仕事

連日の我慢比べとなり苦しい戦いの阪神だったが、終盤に飛び出した主砲の一発がモノを言い、敵地での3タテと5位転落を阻止した。

広島先発は、前週巨人戦でプロ初完投勝利の長身右腕・遠藤。阪神は、前日3番 糸井に代えて福留を入れて挑む。初回は3者凡退だったが、2回表先頭・大山の左中間二塁打とサンズ・ボーア連続四球で無死満塁として7番 梅野・遊ゴロの間に先取点が入った。

20対5の大勝試合(7月28日ヤクルト戦・神宮)に完投後、中11日となる阪神先発・秋山。対する広島は、前夜代打で決勝打を放った坂倉をプロ初の2番で起用するオーダーで臨む。初回は3人で退けた秋山だが、2回裏 鈴木誠・四球と堂林の右越え二塁打で一死2・3塁とされて7番 菊池涼の左犠飛であっさり追い付かれてしまった。

3回表 阪神は木浪の中越え二塁打などで二死3塁。ここで緩いカーブを合わせた4番 大山が左中間へ適時三塁打を放ち、2対1と再びリードを奪う(打球が照明に入り、レフト長野が捕球出来ないという幸運も…)。「走者を返す事に集中して打った」と話した大山悠輔内野手。主砲が上昇モードに入った事は頼もしい限りである。

その裏、坂倉の右中間大飛球をセンターがフェンスにぶつかりながら好捕する超美技もあり秋山は無失点。続く4回裏は二死から四球の堂林に盗塁を決められるも、菊池涼のセンター返しを近本の好守で中飛となって難を逃れている。

遠藤は甘い球もあったが、ピンチでも粘りを見せて球数を要しながらも何とか試合を作った。5回(103球)3安打4三振2四球2失点で、後半をリリーフ陣に託した。秋山も立ち上がりは、甘いコースが目立ったが、しっかり腕を振りながら丁寧な配球で中盤を無失点で凌いでいる。秋山拓巳投手は6回(77球)まで投げて1安打1三振3四球1失点。「全体的に真っ直ぐで押していく事が出来たし、前回とは違った姿を見せる事が出来たと思う。次回の登板にも生きる投球が出来た」と振り返った。

広島3人目・藪田が登板した7回表 阪神は先頭・梅野が敵失で出塁。植田の犠打で一死2塁とすると、矢野監督は秋山に代打・糸井を告げる。しかし、糸井は一ゴロ。近本も遊直に倒れて追加点を取れなかった。その裏からは継投に入り、2人目・ガンケルはテンポ良く3人で退ける。

8回表 広島4人目・一岡はニゴロ2つで二死を取るが、4番 大山が初球カウントを取りに来たスライダーを捉えてレフトへ2夜連続の鮮やかな10号ソロ本塁打を叩き込む。「甘い球を一発で仕留める事が出来た。追加点が欲しい展開の中で打つ事が出来て良かった」と大山悠輔内野手が胸を張る。阪神はガンケルがイニング跨ぎ。広島は8回裏先頭・田中広が左前安打で出塁するも、ガンケルは代打の大盛・捕ゴロ、西川・ニゴロ、坂倉・中飛と抑えて踏ん張った。これでガンケルは7試合連続無失点としている。

5人目 DJ.ジョンソンが登板した9回表。阪神はボーア・四球、梅野・中前安打、植田・犠打で一死2・3塁として、代打・中谷の右犠飛で貴重な追加点をあげる。2ポール後の内角へ来たナックルカーブを巧く右方向へ運ぶフォア・ザ・チーム!技ありの打撃だった。続く近本も足を生かした一塁適時内野安打を放ち、更に加点。阪神が5対1とリードを広げる。

その裏 阪神は守護神スアレスを送る。一死後 鈴木誠・左前安打と連続四球で満塁のピンチを招くが、7番 菊池涼・空振り三振。続く田中広も右飛に打ち取り、辛うじて逃げ切った。負ければ5位転落となっていた阪神だが、3タテを阻止する価値ある長期ロード初勝利を飾っている。チーム6安打の内、4番 大山が3安打2打点。シングルヒット以外の全長打を放ち、主砲が打てば勝つ!という分かりやすい試合となった。

ヒーローインタビューは、1安打投球で4勝目をあげた秋山拓巳投手。「立ち上がりは不安定だったけど、みんなの守備に助けられて。だんだんリズムに乗って投げる事が出来た。そこが一番かな?と思う。(自身4連勝だが)これまでは野手の方の援護が凄くあったけど、今日のような僅差での勝利と言うのも又、信頼に繋がって来ると思うので、こういうところで勝てるような投球をこれからも出来るように頑張りたいと思う」。

最後は冷や冷やしたが、苦しい戦いが続く中で 終盤突き放した打線とガンケルの回跨ぎ好リリーフが光った。甲子園を離れる夏の長期ロードは始まったばかりだが、白星が何よりの良薬。4カード連続勝ち越しから遠ざかる現状も、今こそチーム全員で局面1つずつ丁寧に取り組んで行く姿勢が求められる。