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中野と佐藤輝の活躍で天敵森下を攻略

前日の雨天中止を受け両先発は共にスライド登板。1日遅れのエース対決となった。

広島先発の森下とは過去5度対戦し通算防御率は1.85、前回対戦の3月30日も6回を1安打無得点に抑えられている。しかしルーキーにとって過去の相性は全く関係なし。頼もしい新戦力が難攻不落の天敵右腕に牙を向いた。

2回、四球と相手の失策で2死1、2塁とすると中野が2ボールからストレートを狙い打ち。真ん中高めに浮いた失投を逃さずライト前に弾き返す。

「先取点が欲しい中で何としても自分が決めてやろうと強い気持ちを持って打席に入った結果がいい結果につながったと思います。良いピッチャーと聞いていたので自分の持てるものしっかりと全部出して、やり切ろうという気持ちで打席に入ったのでその結果がタイムリーにつながって良かったと思います」

ホームは際どいタイミングとなったが2走・佐藤輝の足が勝った。

佐藤輝は脚力もかなりのものがあるが、最大の魅力はやはり長打力。4回無死1塁からは待望の甲子園第1号をライトスタンドに叩き込んだ。

「甲子園で打てて良かったです。嬉しかったです。打った瞬間、行くかなと思いました。(広島の森下に)前はやられていたので今日は何とか打とうと強い気持ちを持って打席に入りました」

2ストライクからカーブにややタイミングを外されても打球はフェンスオーバー、このパワーは底が知れない。

5回にはルーキーに負けじとマルテがレフトスタンドに2点本塁打を放ちリードを5点に広げる。試合前半で早くも大勢は決した。

これだけの援護があれば先発の西勇には十分だった。ストライクゾーンを広く使い、コースをきっちり突いているから強い当たりを打たれても打球は野手の守備範囲に飛ぶ。7回に佐藤輝の適時打で6点目をもらうと8回を投げて4安打無失点、エース対決に投げ勝った。

2位の広島を叩き、がっちり首位固め。セリーグ首位の座を明け渡すことはしばらく無さそうだ。