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佐藤輝が4番で満塁弾含む5打点の活躍

先発マウンドに上がったのは巧みな制球力を武器にすでに4勝を挙げているガンケル。チームの勝ち頭はこの日も初回に広島の3番・鈴木を左右の揺さぶりで見逃し三振に仕留め、持ち味を発揮した。しかし普段ほどの精度がなく3回に先制を許し、直後にマルテの適時打で同点にしてもらったが4回と5回にも失点してしまう。走者をためた場面で決定的な一打は許さなかったもののリードされる展開にしてしまった。先行逃げ切りを得意とするだけに早く追いつき、追い越したいところ。そんな願いは4番のバットが一振りで叶えてくれた。

2点を追う5回に近本の安打から無死満塁とすると佐藤輝が打席に向かう。開幕からの29試合で4番を務めてきた大山がこの日はベンチスタート、30試合目の主軸はルーキーが任されていた。阪神ファンのみならず全ての野球ファンから注目を集めるスラッガーはこの場面でライトスタンドに満塁本塁打を放つ。

「追い込まれた中でしっかりボールについていけたんで、しかもホームランになったんで最高の結果だったと思います。前のバッターが出塁してくれたので何とか還そうという強い思いがあの一打に繋がったかなと思います」

追い込まれてからの低めの変化球だったため、会心のスイングではなかったが打球速度170km/h超えのグランドスラム。結果と内容、その両方で大物ぶりを示した。この一打で逆転に成功すると6回にも満塁のチャンスを作り相手のパスボールで加点、さらに佐藤輝が今度はレフト前に落とし7点目を奪った。

4点リードの7回に小林が連打を浴びてピンタを招くと矢野監督は迷わず岩貞を投入。惜しみなく投手を注ぎ込んで急所のイニングを切り抜け、8回と9回は岩崎〜スアレスのリレーで逃げ切った。

先発のガンケルは本調子でなかったが勝ち投手になり、1番の近本は5度出塁して盗塁を2つ決め3得点。開幕ダッシュ以上の連勝街道が始まりそうな勝ち方だ。